2021.07.19 17:29

クリント・イーストウッド監督作『ハドソン川の奇跡』、『土曜プレミアム』で7月31日放送

文＝リアルサウンド映画部

　フジテレビ系『土曜プレミアム』にて、7月31日に映画『ハドソン川の奇跡』が地上波放送されることが決定した。

　本作は、2009年にニューヨークのハドソン川で実際に起こった、航空機事故の生還劇を基にした人間ドラマ。全エンジンが停止した航空機をハドソン川へ不時着させ、乗員乗客155名“全員生存”で帰還させたサリー機長が、思わぬ疑惑を掛けられる模様を描く。

　舞台は2009年1月15日、ニューヨーク。ベテラン操縦士サレンバーガー機長（トム・ハンクス）は、いつものように操縦席につき、乗客乗員155名を乗せ無事に離陸した。ところが、上空850mで航空機は突如全エンジンが停止してしまう。160万人が住む大都会の真上で、制御不能の70トンの機体は高速で墜落していく。管制室から近くの空港に着陸するよう指示がある中、機長はハドソン川への不時着を決断。不時着を見事に成功させ“全員生存”の偉業を成し遂げた。着水後も浸水する機内から乗客の避難を指揮した機長は、国民的英雄として称賛されるが、不時着という判断が正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われることとなる。

　『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのトム・ハンクスと『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド監督が初タッグを組んだ本作。共演には、『ダークナイト』のアーロン・エッカート、『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』のローラ・リニーらが名を連ねた。