藤原紀香、『劇場版オトッペ』で11年ぶりに声の出演 オリジナルキャラで歌声も披露
10月15日に公開される『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』に藤原紀香が出演することが決定した。
2017年からNHK Eテレで放送されているこども番組『オトッペ』は、“聴察”をテーマに、世界一のDJを目指すシーナと、音から生まれたふしぎな生きものオトッペたちのへんてこな毎日を描いた物語。番組で流れる楽曲やダンスも人気で、関連動画再生回数は、1億5千万を突破している。
主人公は、オトッペタウンいちばんのグータラで知られる、風のオトッペ・ウィンディ。ある朝、どこからか突然あらわれた自分そっくりの赤ちゃんオトッペ。その赤ちゃんを「リル」と命名し、育てることになったウィンディは、規則正しい生活や慣れないお世話に悪戦苦闘しながらも、徐々にリルと心を通わせていく。しかし、リルには、ある秘密が……。
映画の主役・ウィンディの声を井口裕香、DJシーナを久野美咲が担当するほか、謎の赤ちゃんオトッペ・リルの声をオーディションで選ばれた稲垣来泉、ウエスティの声を西島秀俊が担当する。
藤原が演じるのは、劇場版で初めて登場するオリジナルキャラクター、“彗星ウタウーネの女王・ウタウーネ16世”。『オトッペ』は、身の回りの音に耳を傾ける“聴察”がテーマで、ミュージカル映画である劇場版の見どころは“歌と音楽”となる。“ウタウーネ16世”役を演じる藤原も、劇中で華歌声を披露している。
藤原が劇場アニメで声の出演を務めるのは、シリーズを通してフィオナ姫の日本語吹き替えを担当した、2010年の『シュレック フォーエバー』以来、11年ぶり。 声の収録後のインタビューでは、声の出演が決まった時の気持ちについて「甥っ子や姪っ子も大好きで、全国の子どもたちが大好きなオトッペに参加できてうれしかったし、本当に幸せでした。公開されたら何度も映画館に観に行っちゃいます!」と、映画の完成・公開を待ちわびている気持ちを述べた。
さらにオトッペの魅力や声の収録を終えての感想を聞かれ、「オトッペは登場するキャラクターそれぞれに個性があって、全編を通して“音楽”が本当に楽しくて印象的。今作は“ミュージカル映画”なので、収録でも楽しみながら歌を歌うことができました!」とコメント。藤原は『シュレック』の“フィオナ姫”の声をつとめて以来、ずっと声優としての活動や歌の仕事がしたいと思っていたそうで、今回の依頼を受けた時の気持ちを「宇宙にものぼる気持ちだった」と表現。「たくさんの方たちに喜んでいただけるよう、台詞も歌もノリノリで“彗星ウタウーネの女王・ウタウーネ16世”をつとめさせていただきました。映画のタイトルにもなっている“パパ・ドント・クライ”という大事な楽曲を歌わせていただき、思い出の曲です。今でも口ずさんでいます。ぜひ、ご家族で観にいらしてください」とメッセージを寄せた。
さらに、飯塚貴士監督も声の収録を終えて、「繊細に、時に力強く、そして何よりも“楽しんで”演じてくださった藤原さんの“ウタウーネ16世”、ぜひ楽しみにして下さい! 圧巻の歌唱力と表現力です!」とコメントしている。
藤原紀香(ウタウーネ16世)コメント
オトッペの人気の秘密は、子どもたちだけでなく親御さんたちの心にも深く響く心温まる魅力的なストーリーと、素晴らしい音の数々、そして個性的なキャラクターたちがとにかく可愛く目が離せない(ハート)ところだと思います。そんなオトッペ初のミュージカル映画! に参加できることはとても嬉しかったですし、以前『シュレック』のフィオナ姫の声を10年つとめさせていただきましたが、ずっと声優としての活動や歌の仕事がしたいと思っていたので、今回のオファーはまさに! 宇宙にものぼる気持ちでした(笑顔)沢山の方たちに喜んでいただけるよう、台詞も歌もノリノリで“彗星ウタウーネの女王・ウタウーネ16世”をつとめさせていただきました。
そして、劇中の最後に流れる“パパ・ドント・クライ”という映画のタイトルにもなっている大事な楽曲を歌わせていただけることになり、音楽プロデューサーの吉田ゐさおさんから「この曲は女王ウタウーネとしてではなく、紀香さんの素のままで歌ってくださいね」なんて、なかなか難題な(?!)テーマを与えられ、歌わせていただいた思い出の曲です^_^オトッペの世界観はすべてが特別で、その作業は 私にとって幸せであり、かけがえのない時間となりました。あれから脳内にずっと素敵な音が流れていて、今でもパパドントクライ~♪ や、スイスイー♬ など、口ずさんでいます(笑)
『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』是非、ご家族で観にいらしてください。劇場でお待ちしています^_^
藤原紀香 声の収録後インタビュー
声の出演をすることになった今の気持ち
姪っ子も、甥っ子もだいすきなオトッペだったので、お話がきたときはめちゃくちゃうれしかったです。
全国の子供たちが大好きなオトッペじゃないですか、だから参加できることが本当に幸せでした。
公開されたらたくさん観に行っちゃいます。
収録で心がけたこと
やはりオトッペは音楽。音がすごく特徴的で、今回は映画の中でも、“ミュージカル映画”なので、歌をすごく楽しみながら歌うことができました。
「オトッペ」の好きなところ・楽しみ方
オトッペはやはり登場人物一人ひとり個性があって、とても可愛いのはもちろんのこと、全編を通して音楽が本当に楽しい。ワクワクするような音楽だったり、ハラハラするようなシーンにかかる音楽だったり、そういった音楽がとても印象的だと思います。映画のテーマも、とてもとても心に響く感動するテーマなので、それとともに音楽も楽しんでいただければうれしいですし、最後の「パパ・ドント・クライ」という歌も歌わせてもらって本当に幸せです。
ファンへのメッセージ
とても良い作品に仕上がっていると思います。
オトッペのみなさんたちと一緒に楽しく声をいれさせていただきました。
みんな劇場に観にきてください。ウタウーネ16世を演じました、藤原紀香でした。
監督:飯塚貴士 コメント
音楽担当の吉田ゐさおさんから、「ウタウーネ16世は藤原紀香さんにオファーしてみませんか」というご提案を伺って、“フィオナ姫”に?!と胸が高鳴りました。藤原さんの近年の舞台やミュージカルでの演技や歌唱を改めて拝見し、演じていただきたい気持ちがどんどん大きくなっていったのを覚えています。
繊細に、時に力強く、そして何よりも“楽しんで”演じてくださった藤原さんの“ウタウーネ16世”、ぜひ楽しみにして下さい! 圧巻の歌唱力と表現力です!
■公開情報
『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』
10月15日(金) 全国ロードショー
声の出演:井口裕香、久野美咲、稲垣来泉、千葉進歩、木内秀信、渡辺明乃、桐井大介、小原好美、大山鎬則、浅野まゆみ、志田有彩、MoeMi、福田充徳(チュートリアル)、渡辺江里子、木村美穂(阿佐ヶ谷姉妹)、斎藤工、西島秀俊、藤原紀香
クリエイティブディレクター:三浦竜郎、おおばる
監督:飯塚貴士
脚本:向田邦彦
音楽:吉田ゐさお
原案:NHK/オトッペ町役場
CGアニメーション:pHスタジオ
制作:ROBOT
配給:イオンエンターテイメント
(c)2021「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」製作委員会 (c)NHK/オトッペ町役場
公式サイト:https://otoppe-movie.com/
オトッペタウン公式Twitter:@otoppetown
オトッペタウン公式Instagram:@otoppetown
オトッペ町役場公式チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCvZEsL3yzjTXXIOIG4IVt2w