『劇場版 アーヤと魔女』新公開日が8月27日に決定 三鷹の森ジブリ美術館で企画展も

 公開延期となっていたスタジオジブリ初のフル3DCGアニメーション『劇場版 アーヤと魔女』の公開日が8月27日に決定した。

 本作は、宮崎駿監督作品『ハウルの動く城』の原作者でイギリスの作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる同名小説を、企画・宮崎駿、監督・宮崎吾朗の下、国内外から結集した精鋭スタッフによって映像化したもの。スタジオジブリ初のフル3DCGアニメーションとして完成した。

 アーヤ役には、オーディションで選ばれた平澤宏々路を抜擢。アーヤと暮らすド派手な魔女のベラ・ヤーガ役を寺島しのぶ、同居人である長身の怪しげな男・マンドレーク役を豊川悦司、魔法の秘密を知る使い魔の黒猫・トーマス役を濱田岳がそれぞれ演じた。

 『ゲド戦記』『コクリコ坂から』でも劇中で印象的な挿入曲を使ってきた宮崎吾朗監督。本作では、監督こだわりの劇中歌を、劇伴音楽を担当する武部聡志が率いるスペシャルユニットが演奏。歌うのは、インドネシアの国民的スター、シェリナ・ムナフ。ギターの亀本寛貴(GLIM SPANKY)、ベースの高野清宗(Mrs. GREEN APPLE)、ドラムのシシド・カフカ、そしてキーボードの武部聡志が演奏を務める。

 また、三鷹の森ジブリ美術館では新企画展示「アーヤと魔女」展を開催中。宮崎吾朗監督自身が企画・監修を務め、3DCGアニメーション制作のあらましを紹介。また、展示室では実際に主人公アーヤの表情を作る体験ができたり、キャラクター作りに大きな影響を与えたストップモーションアニメーション『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の人形も見ることができる。

『劇場版 アーヤと魔女』予告【8月27日(金)公開】

■公開情報
『劇場版 アーヤと魔女』
8月27日(金)より全国公開
出演:寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳、平澤宏々路
原作:Diana Wynne Jones/田中薫子訳/佐竹美保絵(徳間書店刊)
企画:宮崎駿
監督:宮崎吾朗
音楽:武部聡志 
主題歌:シェリナ・ムナフ(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
制作:スタジオジブリ
配給:東宝
(c)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli
公式サイト:https://www.aya-and-the-witch.jp

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