『SEOBOK/ソボク』場面写真公開 コン・ユ×パク・ボゴムの逃避行にチョ・ウジンの姿も

 7月16日公開の映画『SEOBOK/ソボク』の場面写真が公開された。

 

本作は、“死ぬことのない”クローンと“死から逃れられない”男、対極の定めを生きる2人が、互いのために宿命に抗う壮絶な戦いを描くSFエンターテインメント。

 余命宣告を受けた元情報局員・ギホン。死を目前にし明日の生を渇望する彼に、国家の極秘プロジェクトで誕生した人類初のクローン・ソボクを護衛する任務が与えられる。だが、任務早々に襲撃を受け、なんとか逃げ抜くもギホンとソボクは2人だけになってしまう。危機的な状況の中、2人は衝突を繰り返すも、徐々に心を通わせていく。しかし、人類の救いにも、災いにもなり得るソボクを手に入れようと、闇の組織の追跡はさらに激しくなっていく。

 死を目の前にした元情報局員・ギホンを、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『82年生まれ、キム・ジヨン』のコン・ユが演じ、人類初のクローン・ソボク役をパク・ボゴムが務める。『建築学概論』のイ・ヨンジュが監督を務めた。

 公開された場面写真は、コン・ユ演じる元情報局員ギホンと、パク・ボゴム演じる人類初の不死のクローン・ソボクによる逃避行を捉えたもの。ギホンが何者かに拳銃を向けソボクを守ろうとするシーンや、研究所に閉じ込められてきたソボクが初めて外の世界に出て、逃避行の最中で2人が徐々に心を通わせていく様子、チョ・ウジン演じる、目的のためなら手段を選ばない情報局要員アン部⻑の姿などが切り取られている。

 余命宣告を受け、ソボクを護衛し極秘に移動させるという生涯最後の任務を引き受けたギホンが、ソボクを狙うさまざまな勢力に追われ、予期せぬ状況に巻き込まれていく本作。監督のイ・ヨンジュは、本作で「両極端な状況に置かれた2人の男が険しい旅路で人間の宿命ともいえる死の恐怖を克服し、人生と向き合う過程を描きたかった」と語っている。

■公開情報
『SEOBOK/ソボク』
7月16日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:コン・ユ、パク・ボゴム
監督:イ・ヨンジュ
配給:クロックワークス
2021年/韓国/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/114分
(c)2020 CJ ENM CORPORATION, STUDIO101 ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:seobok.jp

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