運命的な出会いを果たした潔癖症の男女によるラブストーリー 台湾映画『恋の病 』8月公開

 『あの頃、君を追いかけた』など数々の作品で執行監督を務めてきたリャオ・ミンイーの監督デビュー作『怪胎(英題:I WeirDO)』が、邦題『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』として8月20日より全国順次公開されることが決定した。

 「恋は盲目」をテーマのひとつに、「恋の約束と固執」を描いた本作は、世界中の映画祭で数々の賞を受賞。また、台湾アカデミー賞とも呼ばれる金馬奨で、新人監督作品ながら最優秀主演男優賞や最優秀主演女優賞を含む6部門でノミネートされた。

 重度の潔癖症の⻘年ボーチンは、外出する時は防塵服を着て手袋とマスクをするほどの完全武装。そのため彼は一般的な社会生活が送れず、他人から見るとまさに“偏人”であった。ある日電車に乗っていると、同じ車両に同じような完全武装をした潔癖症の女性ジンを発見。2人は運命的な出会いを果たす。「自分は一生、他人と隔絶してひとりぼっちで生きていくのだ」と運命に縛られていた2人が、天の采配で出会い、清らかな恋愛がスタートする。それは「他人から疎外される」という恐れのない安心感に満ちた唯一無二の関係。だが、ボーチンからこの厄介な症状が突然消えてしまい、2人は次第にすれ違っていく……。

 潔癖症であり、外出を避けるため自宅で作業ができる翻訳業で生計を立てながらも、パソコンのタイピングが異常に苦手で仕事に支障を来しているという、かなり風変わりな⻘年ボーチンを演じたのは、役所広司主演映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(2019年)や、Hey! Say! JUMP の山田涼介主演ドラマ『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』(日本テレビ系/2014年)にも出演していたリン・ボーホン。本作で高い評価を受け、第57回金馬奨で最優秀主演男優賞にノミネートされた。潔癖症である上、スーパーマーケットで万引きを重ねてしまう窃盗症の女性ジンを演じたのはニッキー・シエ。今までも金馬奨や、台北映画祭ほか海外の映画祭でも最優秀女優賞を受賞してきた彼女だが、本作でも、第57回金馬奨で最優秀主演女優賞にノミネートされ、リン・ボーホンとともにカップルでのノミネートとなった。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、ジンが万引きを重ねてしまうスーパーマーケットを背景に、重度の潔癖症ならではの完全武装の2人の姿が。他人から理解されることを諦め、ひとりぼっちで生きていくことを覚悟していた時に突如、究極の理想の相手が現れ、「思いもしなかった私を理解できる人がいるなんて!」と歓喜し、潔癖症という共通点の一方で、お互いの得意不得意なことを補い合えることに気付いた「凸凹で偏人なふたり」のキャッチが添えられたビジュアルとなっている。

■公開情報
『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』
8月20日(金)シネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開
監督・脚本:リャオ・ミンイー
出演:リン・ボーホン、ニッキー・シエ
配給:エスピーオー、フィルモット
2020年/台湾/カラー/100 分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:怪胎/英題:I WeirDO
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