下野紘、『漁港の肉子ちゃん』出演決定 明石家さんまとのやりとり収めたメイキング映像も
明石家さんまがプロデュースする劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』に下野紘が出演することが決定した。
本作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の同名小説をアニメーション映画化するハートフルコメディ。漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ奇跡を描く。
さんまは、2018年に世界配信されたNetflixドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』でドラマの企画・プロデュースを務めているが、劇場公開されるアニメ映画をプロデュースするのは今回が初めて。主人公・肉子ちゃん役を大竹しのぶ、娘・キクコ役をCocomiが務め、さらに花江夏樹が出演する。
1月2日に放送された『新春大売り出し!さんまのまんま』(フジテレビ系)に、下野がアニメ『鬼滅の刃』で共演する花江と共に出演。そこで花江が『漁港の肉子ちゃん』に出演することを知った下野が出演を希望、まさかの番組内で公開オーディションの様相となる展開に。さんまから「トカゲの声できる?」と言われた下野が「できます!」と即答、さんまのリクエストにテンポよく、難なく対応する下野に、さんまが「いいねぇ~~!」と大盛り上がりとなった。
番組内で「お仕事の依頼はきちんとしたルートで」とさんまが告げたまま結果はお預けとなっていたが、このたび、下野へ正式にオファーが入り『漁港の肉子ちゃん』のボイスキャストとして参加が決定。下野は番組内のオーディションで演じたトカゲ役に加え、肉子とキクコの心の声を代弁するようなセリフを発するヤモリ役を務めることが発表された。
下野はアニメ『迷宮ブラックカンパニー』のワニベ役で人間味のある人型のトカゲを演じたことはあるが、トカゲの形をしたトカゲを演じるのは今作が初めて。本人も「今年は“トカゲ”に縁があるのかな」と笑う。
今回の発表に合わせてメイキング映像も公開。本番アフレコを終えた下野とさんまの軽妙なやりとりが収められている。
下野紘(トカゲ、ヤモリほか)コメント
まさか『さんまのまんま』が、オーディションの場になるとは思っていませんでした(笑)
お役をいただけて嬉しかったですし、子供の頃から見ていたさんまさんのプロデュース作品に出演することができて本当に光栄です。
別件で事務所に立ち寄った時にマネージャーから「お話がありまして……」と極秘事項を伝えるような空気感で、小部屋に連れていかれて「『漁港の肉子ちゃん』出演決定しました! おめでとうございます!」って。マネージャーも浮足立っていましたね(笑)。
今年は「トカゲ」に縁があるのでしょうか……別の作品で人間味のある人型のトカゲを演じる機会があったのですが、今回のようにトカゲの形をしたトカゲに声を当てたのは人生で初めてだと思います。
ヤモリは肉子ちゃんやキクコちゃんの心情を代弁する意味深い役なので、台詞に色をつけないように、生き物だけれど無機質な感じも意識しながら演じさせていただきました。
ヤモリの時は、監督に、イケボ(イケメン系ボイス)でお願いしますとリクエストされまして(笑)
イケボ・ヤモリにもご期待ください。
■公開情報
『漁港の肉子ちゃん』
6月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
企画・プロデュース:明石家さんま
原作:西加奈子『漁港の肉子ちゃん』(幻冬舎文庫刊)
監督:渡辺歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
脚本: 大島里美
声の出演:大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、下野紘ほか
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社
(c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
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