JAM Project、自身初映画への想いを初の舞台挨拶で明かす 影山ヒロノブの還暦祝いも

 ここで、2月18日に60歳の誕生日を迎えた影山へのサプライズとして、大澤嘉工監督が登場。花束を手渡し、「60と言わず、最低あと10年くらいは『SKILL』を歌って飛びまくっている影さんが観たいです」と祝福。影山が「わかりやすく自分の目標になる。飛べなくなったら『SKILL』はできない(笑)」と応じると、メンバーからも笑みがこぼれた。

大澤嘉工監督
影山ヒロノブ

 また遠藤は「50になった時に、冗談で『江戸時代だったら死んでる年ですね』なんて言っていたけど、徳川家康さんって61で天下統一したんですって」、奥井は「LAZYのファンで、兄さんが10代の頃から画面越しで観てきた。おもしろい運命だなと思いながら、一緒に歌える時間を大事にしたい」と、思い思いにメッセージ。

 続くきただにが「ヒロノブ、還暦!」と拳を突き上げると、影山は「めっちゃ寒いわ」と即座にツッコミ。微妙な空気が流れるも、きただには「これからも(影山の)背中を追って、いろんなものをGET OVERしていきたいです」と語り、「すべってない、大丈夫」とハートの強さを見せつけた。一方、福山は「身内からついに還暦を出したかと思うと、すごく感慨深い」としみじみ。影山が「おいおい、犯罪者じゃないんだから」と笑うなど、息の合ったトークを展開し、会場を盛り上げた。

きただにひろし

 最後に、大澤監督は「みなさんの心のそばに、ずっと置いておける作品を作ったつもり」、遠藤は「この映画を観て、新しいことにチャレンジしたり、乗り越えるきっかけになってくれたら」、きただには「素晴らしい作品なので、じっくり観てほしい」、奥井は「映っていないけど、必ずファンの方が存在している。自分たちも出演者だという気持ちで観ていただけたら」、福山は「ミュージシャン仲間にもいろいろと手伝ってもらって、こんなに感謝の多い瞬間はない。ぜひ心に刻んで」とそれぞれにアピール。

福山芳樹

 影山は「俺たちって、ファンのみんなにとって力強い兄貴であったり、憧れのお姉さんだったり、あとは変なオジさんだったり(笑)。この映画は、そんな俺たちからエールだと思ってほしいですね。いつまでも夢は追いかけなきゃいけない。それを乗り越えていくことが人生の中で苦しいけれど、一番楽しいことだと思うんです。それを受け止めてほしい」と呼びかけた。

 なおイベントの途中、タイトルにちなみ、“GET OVER=乗り越えたいこと”を聞かれた影山は、昨年延期になってしまった「20周年記念ツアーのリベンジ」と返答。「絶対やるんですよ、俺たちは。今もレコーディングを始めてるけど、この映画が出来上がって、よりモチベーションが上がっているので、早く次の作品を届けたい」と、ファンへ熱いメッセージを送っていた。

■公開情報
『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』
2月26日(金)から3月11日(木)まで2週間限定ロードショー
出演:影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹、ALI PROJECT、angela、GRANRODEO、FLOW、梶浦由記
監督:大澤嘉工
製作:井上俊次、二宮清隆
企画:松村起代子、宇田川美雪
プロデューサー:高橋義人
制作:東北新社
配給:東宝映像事業部
2021年/日本/カラー/16:9/114分
(c)2021「GET OVER -JAM Project THE MOVIE-」FILM PARTNERS
公式サイト:http://Jamproject-movie.jamjamsite.com
公式Twitter:@JAMProject_eiga

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