新たなスーパー戦隊は『機界戦隊ゼンカイジャー』 1人の“人間”と4人の“ロボ”が主人公に

 2021年3月7日よりテレビ朝日系で放送がスタートする新たなスーパー戦隊シリーズが、『機界戦隊ゼンカイジャー』に決定した。

 1975年に『秘密戦隊ゴレンジャー』からスタートしたスーパー戦隊シリーズの記念すべき第45作となる本作は、1人の“人間”ヒーローと4人の“ロボ”ヒーローが主役というこれまでにない斬新さと、スーパー戦隊らしさをあわせもつ作品。この世にたくさん存在する“並行世界”をすべて消し去ってしまおうとする敵に“全力全開”で立ち向かっていくヒーローたちの活躍が描かれる。とてつもなく巨大な魔の手が、主人公が住む世界にも忍び寄ってきたその時、正義の心をもって立ち上がるのが1人のヒーロー・ゼンカイザー。そして彼とともに戦う4人の仲間は、“機械生命体”となる。

 5人のビジュアルは歴代スーパー戦隊がモチーフになっており、最初にこの世界を悪から守るため立ち上がるゼンカイザーは、『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャーをモチーフにしたヒーロー。そして、ゼンカイジュランは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した大獣神がベース。ゼンカイガオーンは『百獣戦隊ガオレンジャー』の精霊の王・ガオキング、ゼンカイマジーヌは『魔法戦隊マジレンジャー』の魔神の王・マジキング、そしてゼンカイブルーンは『轟轟戦隊ボウケンジャー』の巨大ロボ・ダイボウケンをベースにしている。

 本作の見どころのひとつとなるのは、“機械生命体”であるロボヒーローの巨大化。ロボヒーローは人間サイズの敵には等身大で戦い、巨大な敵にはそのまま巨大化して、巨大ロボとなって戦う。ヒーローがメカに乗って戦うという、スーパー戦隊の約束ごとをポジティブに裏切り、ロボヒーローがそのまま巨大戦でも活躍する。

 スーパー戦隊といえば、気になるのは使用するアイテム。「ゼンカイジャー」の超重要アイテムとなるのがギアトリンガー。地上戦における変身や攻撃、さらに巨大戦でも活躍する必須アイテムで、このギアトリンガーと合わせて使用するセンタイギアは、スーパー戦隊の力を凝縮したアイテムとなる。

 2021年3月7日のテレビ放送スタートに先駆け、2月20日に『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE』が公開。『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』と題し、『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE』との3本立てで公開される。

■放送情報
『機界戦隊ゼンカイジャー』
テレビ朝日系にて、2021年3月7日(日)スタート 毎週日曜9:30~10:00放送
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)、白倉伸一郎(東映)、武部直美(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)、深田明宏(東映エージエンシー)
原作:八手三郎
Special Thanks:石ノ森章太郎
脚本:香村純子 ほか
監督:中澤祥次郎 ほか
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
スーパーヒーロープロジェクト (c)テレビ朝日・東映AG・東映

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