般若がヒップホップとの衝撃の出会いを振り返る 『その男、東京につき』本編映像公開

 12月25日公開の映画『その男、東京につき』より、本編映像が公開された。

 本作は、孤高のMC“般若”初の⻑編ドキュメンタリー映画。渋谷からほど近い、様々な文化がせめぎ合う街・三軒茶屋から一人の偉大なラッパーが生まれた。彼の名は般若。時代や流行に流されることなく、日本語によるラップにこだわり、その独特なリリックは多くのファンだけでなく、日本のヒップホップシーンそして音楽シーンに大きな影響を与えてきた。

 しかし、その背後にはこれまで多くを語られなかった壮絶な過去があった。壮絶ないじめ経験、音楽との出会いとジレンマ、自殺をも考えた。いくつもの困難に行先を絶たれても書くことそして歌うことだけは辞めなかった。どん底から拾い上げた言葉は多くのファンを魅了し続け、ついに武道館ワンマンライブを成功させた。今まで語られることのなかった父への想い、世界に猛威を振るった新型コロナウイルスでの今後の想いを、般若が赤裸々に語る。

般若がヒップホップとの衝撃の出会いを振り返る 映画『その男、東京につき』本編映像

 公開された本編映像は、般若がヒップホップとの衝撃の出会いを振り返る姿を捉えたもの。高校の文化祭のときに、隣のクラスの女子がライブをやっていたのが、ヒップホップとの出会いだったと語る般若は「人生のなかのくらったもののなかの上位に入るくらい衝撃的で、そこからですね、ラップの道に入って行ったのは。なにも俺は分かってない状況でした」と、ラップを始めたきっかけを告白する。「とりあえずやり方を教えてもらって始めてみて、いまだに日本語すら怪しい気もするんですけど、英語もわかんないし、日本語でやってましたね」と冗談を交えつつ、ちょうどその頃から日本語ラップのブームが始まりだしたと当時のことを振り返る。

■公開情報
『その男、東京につき』
12月25日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演:般若、Zeebra、t-Ace、R-指定(Creepy Nuts)、T-Pablow、Gami、BAKU、松井昭憲ほか
監督・編集:岡島龍介
撮影監督:手嶋悠貴
エグゼクティブプロデューサー:ショガト・バネルジー、ジョン・フラナガン、福井靖典、松本俊一郎
プロデューサー:上田悠詞
製作:A+E Networks Creative Partners
協力:昭和レコード
配給:REGENTS
配給協力:エイベックス・ピクチャーズ
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公式サイト:HANNYAMOVIE.JP

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