名倉潤、『おちょやん』宗助は自分自身に近い? 『べっぴんさん』正蔵との違いを語る

 毎週月曜日から土曜日まで(土曜日は1週間の振り返り)放送されているNHKの連続テレビ小説『おちょやん』。第2週から登場している名倉潤よりコメントが寄せられた。

 名倉が演じるのは、芝居茶屋「岡安」の主人・岡田宗助。シズ(篠原涼子)に一目ぼれし、婿養子として岡田家に入ったため、シズには頭が上がらない。温和でやさしい性格で、シズや千代(杉咲花)を後ろから優しく支えている。

 名倉は本作への出演が決まった際、「最初、オファーをいただいた時はすごくうれしかったですけど、その反面、自分に演じられるのだろうかとプレッシャーを感じました。ドラマが苦手で、基本的に自分はドラマに向いている顔だと思っていないんですよね(笑)。コントはやっていましたが、お芝居とはまた違うじゃないですか。皆さんに迷惑をかけないように頑張ろうと、緊張というかピリッとします。バラエティーでピリっとすることはあまりないでしょう(笑)?」と冗談交じりにコメント。

 演じる宗助については、「宗助さんはほんとうにあったかい、優しい人で、妻や娘のみつえのことが大好きで大好きでしょうがない人です。千代のことも大好きで、愛があふれる人だなと思いますね。役作りっていうのができているかどうかわからないですけど、宗助さんについてはあまりしかめっ面をしているイメージがないので、とにかく笑顔でいられるシーンは笑顔でいたいと考えています。連続テレビ小説『べっぴんさん』では、もう少し厳しめの、だけども優しいお父さん役でしたが、今回は、もうとろけるような甘いお父さんなんです。ちょっとおっちょこちょいなところやかわいらしいところが出れば、僕にとってはOKなのかなと思うので、基本的にはニコニコしていたいですね。『べっぴんさん』で演じた正蔵さんより、今回の宗助さんのほうが自分と似ているかもしれません」と自身との共通点が多いことを明かした。

 NHK大阪の朝ドラは『べっぴんさん』にも出演していたこともあり、馴染みの現場だったようで、「4年前の『べっぴんさん』に出演させていただいたので、NHK大阪にホーム感はすごくあります。スタッフさん、メイクさん、衣裳さん、みんな一緒なのでなんか家族感というか、『戻ってきたな』という感じです。もちろん、ほかの現場でも和気あいあいとやらせてもらっていますが、ここは特にホームな感じがありますね。皆さん優しくて、僕の芝居にあんまりダメ出しがなくて、あったかいです」と述べた。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おちょやん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45
※土曜は1週間を振り返り
出演:杉咲花、成田凌、篠原涼子、トータス松本、井川遥、中村鴈治郎、名倉潤、板尾創路、 星田英利、いしのようこ、宮田圭子、西川忠志、東野絢香、若葉竜也、西村和彦、映美くらら、渋谷天外、若村麻由美ほか
語り:桂吉弥
脚本:八津弘幸
制作統括:櫻井壮一、熊野律時
音楽:サキタハヂメ
演出:椰川善郎、盆子原誠ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/ochoyan/

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