『おもかげ』公開記念、短編映画上映会開催決定 齊藤工監督作『ATEOTD』の上映も

 映画『おもかげ』の公開を記念し、10月16日にシネスイッチ銀座にて短編映画上映会が開催されることが決定した。

 『おもかげ』は、スペインの新鋭ロドリゴ・ソロゴイェン監督が2017年に製作した18分の短編映画『Madre』を基にした人間ドラマ。『Madre』は、第91回アカデミー賞短編実写映画賞にノミネートされたほか、世界各国の映画祭で50以上もの賞を受賞した。短編に続いて『おもかげ』のメガホンを取ったソロゴイェン監督は、緊迫感あふれるワンシーンのその短編を大胆にも映画のオープニングシーンとして採用し、息子を失った女性エレナの“その先”の物語を描いていく。

 10月16日にシネスイッチ銀座で開催される短編映画上映会は入場無料で開催。『おもかげ』の基となった短編『Madre』を筆頭に、短編で種を撒き、長編で華を咲かせた3本の短編が上映されるほか、齊藤工監督の『ATEOTD』の上映も決定。門脇麦、宮沢氷魚を主演に迎えた本作は、7分半の安藤裕子のミュージックビデオ『一日の終わりに』を25分のショートフィルムに紡ぎ上げ、色彩豊かなモノクロームの世界が描かれる。

上映予定作品

『Madre』(2017年/ロドリゴ・ソロゴイェン監督/18分)※日本初上映

(c)Malvalanda and Caballo Films

『SKIN』(2019年/ガイ・ナティーヴ監督/21分)

(c)NEW NAT IVE PICTURES

『ランデヴー』(1976年/クロード・ルルーシュ監督/9分)

(c)1976 Le Films 13

『ATEOTD』(2020年/齊藤工監督/25分)

(c)『ATEOTD』製作委員会

齊藤工監督 コメント

震える程に素晴らしい世界の短編映画と共に、コロナ禍の自粛期間を描いた自『ATEOTD』を上映して頂けるこの機会に心から感謝します。短編集ならではの、世界旅行並びに、短くも奥深い映画のエスプレッソを味わって頂けたら幸いです。

■公開情報
『おもかげ』公開記念〈短編映画上映会〉概要
日時:10月16日(金)21:00開場/21:15開映/22:59終演予定
会場:シネスイッチ銀座
会場住所:東京都中央区銀座4-4-5
※上映の合間にゲストによるトークを予定
※上映時間:73分
※入場無料
※全席指定
※映画『おもかげ』本編の上映はありません
●チケットについて(入場無料)
10月14日(水)劇場オープン時より【先着順】でチケットを配布させていただきます。
枚数に達し次第、配布を終了させていただきますので、予めご了承ください。
※お一人様2枚までに限らせていただきます

『おもかげ』
10月23日(金)、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
監督・脚本:ロドリゴ・ソロゴイェン
共同脚本:イサベル・ペーニャ
撮影:アレックス・デ・パブロ
製作:マリア・デル・プイ・アルバラド
出演:マルタ・ニエト、ジュール・ポリエ、アレックス・ブレンデミュール、アンヌ・コンシニ、フレデリック・ピエロ
配給:ハピネット
協賛:スペイン大使館
後援:インスティトゥト・セルバンテス東京
原題:Madre/2019年/スペイン、フランス/カラー/シネマスコープ/129分/5.1ch/スペイン語、フランス語/字幕翻訳:柏野文映、手塚雅美
(c)Manolo Pavón
公式サイト:omokage-movie.jp
公式Twitter:@omokage_movie

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