エミー賞受賞のマーク・ラファロらが撮影を振り返る HBOドラマ『ある家族の肖像』特別映像公開 

 Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて配信中のHBOドラマ『ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』より、特別映像が公開された。

 本作は、精神疾患を患う双子の兄を1人で支え、過去の様々なトラウマや、新たに明かされる衝撃的な家族の秘密など数々の困難に直面しながらも、人生を立て直そうと努力する主人公の葛藤を描いたウォーリー・ラムの同名ベストセラー小説をドラマ化したもの。『ブルーバレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』のデレク・シアンフランスが監督を務め、マーク・ラファロが1人2役で双子の兄弟役を演じ、製作総指揮も担当。9月
21日(日本時間)に開催された第72回エミー賞授賞式でリミテッド・シリーズ部門の主演男優賞に輝いた。

 そのほか『ザ・ファイター』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが主人公の母親役、『グッド・ワイフ』でエミー賞を受賞したアーチー・パンジャビが精神科医を演じ、ロージー・オドネル、ジュリエット・ルイスらが出演する。

HBOドラマ『ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』特別映像

 公開された特別映像は、ラファロをはじめとするキャストとシアンフランス監督らが撮影を振り返る様子を捉えたもの。なお、特別映像は全話鑑賞した視聴者向けとなっており、一部ネタバレが含まれている。

 シアンフランス監督は本作のテーマについて「私の普遍のテーマである”家族の宿命”を描いた。それに抗おうとする家族のドラマだ」と話す。一卵性の双子である弟ドミニクと兄トーマスの一人二役を務めたラファロは「あるアメリカ人一家の濃密な物語だ。血の因縁とトラウマを描いている。家族は物語の宝庫だ。これは世界共通だろう。ほかのどこよりも家で成長し傷つき人としての在り方を学ぶ場所だ」と人生のなかで最もパーソナルな部分を共有する家族の存在について語った。

 キャスリン・ハーン演じるデッサは、ドミニクとの夫婦関係のなかで辛い出来事を経験した後に離婚した前妻という役どころ。離婚後再会するようになった二人が過去に起きた辛い出来事について慰め合い、心許し始めるというラファロとのシーンについて、「あのシーンは俳優人生の宝物よ。台本には何も書かれていなくてアドリブでやることになったの。カフェで向かい合ってマークが言ったセリフを聞いて胸を打たれたわ」とアドリブによって生まれたラファロとの感動的なシーンを回想した。

 ラファロは、ドミニク役の演技について「トーマスの清らかな魂がドミニクに乗り移ったみたいだ」と回想し、「物語の最後に真実に気づくんだ。愛は許しから育つ。人間同士のつながりの中に神は宿る」と本作のメッセージを明かした。

 なお、特別映像のフルver.はBS10 スターチャンネル公式YouTubeチャンネルで観ることができる。

■配信・放送情報
HBOドラマ『ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』(全6話)
【配信】字幕版
Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX スターチャンネルEX」にて、全話配信中
【放送】字幕版
BS10 スターチャンネルにて、12月放送予定
監督:デレク・シアンフランス
出演:マーク・ラファロ、メリッサ・レオ、アーチー・パンジャビ、ロージー・オドネル、ジュリエット・ルイス
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公式サイト:https://www.star-ch.jp/drama/iknowthismuchistrue

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