山田涼介&SixTONES ジェシー、『キワドい2人』で演じるそれぞれの刑事像 多様な表情に注目

 ドラマ『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)が放送中だ。同作はHey! Say! JUMP・山田涼介のTBS連続ドラマ初主演作品。田中圭とバディを組んで凶悪事件を解決していく痛快刑事ドラマだ。山田演じる神崎隆一と田中演じる黒木賢司は異母兄弟。この2人がどんなバディになるのか、注目が集まっている。

 そんな2人と同じ刑事課で働く、優秀な若手刑事・諸星一朗役としてSixTONES・ジェシーも出演。山田とは初共演になり、「山田君とお仕事するのは僕がJr.の時にHey! Say! JUMPさんのバックについていたぶりなので、今回ガッツリお仕事を一緒にできるということがとてもうれしく、沢山勉強させていただきたいと思います」(参照:SixTONES ジェシー、『キワドい2人』で山田涼介と共演! 連ドラのレギュラー出演は7年ぶり)と意欲を見せてい
る。

 山田が演じる神崎は、池袋署刑事課・強行犯係の新人キャリア刑事。人情派、生真面目、正義感が強い、お節介、性善説論者……と、典型的な憎めない愛されキャラとなっている。口癖の「承知しました! 行ってきます!」という言葉からも、どことなくかわいがられる後輩力の高さを感じる。

 一方のジェシー演じる諸星は、交番から即刑事課に配属された優秀な若手刑事。冷静かつ高い対応力が魅力のキャラクターで、今どきの若者らしさを持つ。神崎も諸星もタイプは違うが、どちらも優秀な刑事。それぞれどう演じていくのだろうか。

 Hey! Say! JUMPの中でも、演技班として多くの作品に出演してきた山田。『探偵学園Q』(日本テレビ系)でドラマデビューを果たして以降、『左目探偵EYE』(日本テレビ系)、『金田一少年の事件簿』シリーズ(日本テレビ系)、『カインとアベル』(フジテレビ系)、映画『暗殺教室』、『鋼の錬金術師』など活躍を挙げれば切りがない。そして山田が演じた役を振り返ってみると、王道主人公であるケースが多い。だが、2018年の『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』シリーズ(日本テレビ系)でコメディ色の強い演技を見せたり、『セミオトコ』(テレビ朝日系)でセミの擬人化を演じてみたりと、自身にとってチャレンジとなる作品も昨今増えてきている。ただ綺麗に演じるだけではない深みも得てきたのではないだろうか。今回演じる神崎は生真面目ではあるが、第1話では黒木に振り回されてクスっとするようなシーンも見受けられた。これまでの経験や、Hey! Say! JUMPの中でいじられる素の部分やかわいらしさも活かしてくれそうだ。

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