B・スプリングスティーンやE・クラプトンが語る姿も 『ザ・バンド』日本版予告編

 10月23日に公開される映画『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』の日本版予告編が公開された。

 本作は、ボブ・ディランをはじめ、音楽史に偉大な足跡を残したミュージシャンたちから尊敬される、ロック史上最も重要なバンドの一つである「ザ・バンド」のドキュメンタリー映画。ギターのロビー・ロバートソンが2016年に綴った自伝をもとに、バンドの誕生からアルバム『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』でのレコーディング、メンバーたちの熱い友情と軋轢、そして伝説的解散ライブ「ラスト・ワルツ」まで、彼らの創作の旅路を追う。製作総指揮をマーティン・スコセッシ、ロン・ハワードが担当し、ブルース・スプリングスティーン、エリック・クラプトンら音楽界の大物たちも次々に登場する。

『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』日本版予告

 このたび公開された予告編では、ザ・バンドを代表する2つの楽曲、「UP ON CRIPPLE CREEK」と「THE NIGHT THEY DROVE OLD DIXIE DOWN」が使用され、バンドの誕生から解散までの軌跡が描かれている。さらに、スプリングスティーンやクラプトン、映画『ラスト・ワルツ』の監督であるスコセッシからの、バンドに対するコメントが引用され、ともにツアーを回り友情を育んだボブ・ディランと一緒に演奏する様子なども垣間見えるものとなっている。

■公開情報
『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』
10月23日(金)より角川シネマ有楽町、渋谷WHITE CINE QUINTOほか全国順次公開
監督:ダニエル・ロアー
製作総指揮:マーティン・スコセッシ、ロン・ハワード
原案:『ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春』(ロビー・ロバートソン著、奥田祐士訳、DU BOOKS刊)
出演:ザ・バンド(ロビー・ロバートソン、リック・ダンコ、リヴォン・ヘルム、ガース・ハドソン、リチャード・マニュエル)、マーティン・スコセッシ、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、エリック・クラプトン、ピーター・ガブリエル、ジョージ・ハリスン、ロニー・ホーキンス、ヴァン・モリソン、タジ・マハール
配給:彩プロ
2019年/カナダ、アメリカ/英語/カラー・モノクロ/アメリカンビスタ/5.1ch/101分/原題:Once Were Brothers: Robbie Robertson and the Band/後援:カナダ大使館/字幕翻訳:菊地浩司/字幕監修:萩原健太
(c)Robbie Documentary Productions Inc. 2019
公式サイト:theband.ayapro.ne.jp
公式Facebook:@thebandmovie
公式Twitter:@TheBand_movie

関連記事