田中みな実演じる礼香の秘密が明かされる 『M』スピンオフドラマ『L』配信決定

 放送中のドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日×ABEMA)のスピンオフドラマ『L 礼香の真実』が、ABEMAにて6月27日24時05分から独占配信されることが決定した。

 本作は、『M 愛すべき人がいて』に登場するマサ(三浦翔平)の秘書・姫野礼香(田中みな実)の“秘密”が初めて明かされるオリジナルスピンオフドラマ。礼香はなぜ愛する人に異常なまでの執着を持つようになったのか。そして、愛を手に入れるためなら手段を選ばないという常軌を逸した人格はどのように形成されたのか。礼香が小学生の頃から想いを寄せた初恋相手の正幸(通称:マサ)との思い出を振り返る中で、礼香に隠された秘密が明かされていく。

 ドラマ本編において礼香は、マサを深く愛するがあまりアユ(安斉かれん)を過剰に敵視、あらゆる手を使って嫌がらせを続けるなど、回を重ねるごとにエスカレートする衝撃的な行動や、毎話頭から離れないセリフが話題となっている。第4話では、眼帯に隠された秘密やウエディングドレス姿でマサに婚約を迫る様子が大きな話題を呼んだ。

 本ドラマでは、礼香が行きつけのバーに訪れ、初恋相手の正幸(通称:マサ)との思い出を遡り、赤裸々に語りはじめるところから始まる。大人しくて控えめな女の子だった小学生の礼香は、とあるきっかけから同じクラスのイケメンで成績優秀、正義感溢れるリーダータイプの存在・マサに恋心を抱く。礼香はマサへ募る想いを振り絞り、ラブレターを渡そうとするが、当時クラスのカースト下位にいた礼香はクラスのカースト頂点に立っていたライバル・歩夢(通称:アユ)から「お前みたいな気持ち悪い女に、マサを好きになる資格とかないから」と言い渡される。

 どんな逆境や困難の中でも力強く成長し、憧れのマサを手に入れるためにあらゆる手段を使い、ライバルに復讐や誘惑を仕掛けながら次々と蹴落とす礼香。「マサを幸せにするためなら、私なんでもするのよ。昔から……」と語る礼香の、小学生時代から高校時代までの知られざる過去が過激に描かれる。

 脚本を務めるのは、ドラマ本編と同様、鈴木おさむ。礼香役で変わらず出演する田中は、演じる礼香のイメージを「子供の頃から変わらず劇場型で、愛すると決めたらとことん。狂わしいほどに……。礼香の初恋の相手、もうひとりのMの存在が幼少期~学生時代の礼香を狂わせていきます」と語り、見どころを「本編に匹敵する、或いは本編を上回る学生時代の礼香の狂気を存分にご堪能ください」とコメントしている。

 礼香が通うバーの店員で、礼香が思わず過去の恋の話を吐露してしまう、親身で気さくなバーテンダー・茂樹を演じるのは、FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマー堀夏喜。ドラマ初出演となる意気込みや演じた感想を「初めてドラマに出演させていただくという事で、とても緊張感があり、入念な準備をして撮影に臨みました。実際に演じてみて、自然に楽しんで演じることができ、とても良い経験になりました!」とコメントしている。

 高校時代の礼香を演じるのは、元アイドルの経験もある若手女優の中川梨花。「謎多き不思議な女性だな……と思っていましたが共感できる部分も多く、演じていくうちに、礼香の根元を理解することができ、気づくと完全に礼香に憑依している自分がいました」とコメントしている。さらに、礼香が想いを寄せ続ける、高校時代の正幸を演じるのはABEMAで配信された『フォローされたら終わり』にも出演し、映画『チア男子!!』で横浜流星とW主演を務めた中尾暢樹。「『M 愛すべき人がいて』を見ていて良い意味で破壊力のあるドラマが来た!! と、毎週楽しみにしていました。このスピンオフドラマによって役の魅力が増すよう頑張りたいと思っています」とコメントしている。

 6月27日24時05分より第1話から第4話、7月4日24時05分より第5話から第7話が、ABEMAプレミアム会員向けに独占配信される。

『L 礼香の真実』予告映像

コメント

田中みな実(姫野礼香役)

田中みな実

●主演のオファーをもらった時の感想、演じた感想
本編のスケジュールがかなりタイトな中、実現するのかな……と不安でしたが、短い時間で無事に撮りきることができました。本当の主演は過去の礼香を演じたおふたりですので、是非おふたりのお芝居にご注目ください。

●姫野礼香の人物イメージ像
子供の頃から変わらず劇場型で、愛すると決めたらとことん。狂わしいほどに……。
礼香の初恋の相手、もうひとりのMの存在が幼少期~学生時代の礼香を狂わせていきます。

●視聴者へのメッセージ
私が出演するシーンはすべて、礼香の行きつけのバーで繰り広げられます。礼香の思い出話に優しく耳を傾け、翻弄(?)されるバーテンダー役FANTASTICS堀夏喜くんにもご注目ください。今作がドラマ初出演です。過去のシーンはまだ見ていないので、私も放送を楽しみにしています。
本編に匹敵する、或いは本編を上回る学生時代の礼香の狂気を存分にご堪能ください。

堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)(バーテンダー・茂樹役)

堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)

●ドラマ初出演への意気込み、演じた感想
初めてドラマに出演させていただくという事で、緊張や不安を少しでも取り除けるように入念な準備をして撮影に臨みました。普段グループでの活動がメインである中で、個人として活動するのは新鮮でとても緊張感があり、気が引き締まりました。
実際に演じてみて、茂樹という役に段々と馴染んでいく感覚がありましたし、自然に楽しんで演じることができ、とても良い経験になりました!

●視聴者へのメッセージ
どんな過去が現在の礼香を生み出したのか。
礼香の過去の恋愛に、茂樹と同じく皆さんも必ず釘付けになると思います!
そして礼香の言動に翻弄され、揺れ動く茂樹にも注目していただきたいです!
是非楽しみにしていてください!

中川梨花(高校時代の姫野礼香役)

中川梨花

●ドラマ出演への意気込み、演じた感想
私自身1人の視聴者として『M 愛すべき人がいて』での礼香を観ていたので、皆さんと同じく、現実からはかけ離れた謎多き不思議な女性だな……と思っていました。ですが、実際に台本を読んで礼香の過去を知ると、同じ女性として共感できる部分も多くて。演じていくうちに、彼女の根元にあるモノを理解することができ、気づくと完全に礼香に憑依している自分がいました。そんな自分が、怖くも楽しくもあり。今でもたまに、礼香の血が騒ぐ瞬間があります(笑)。

●視聴者へのメッセージ
『L 礼香の真実』は知られざる礼香の過去に迫るドラマです。沢山の出来事や人との出会い、また、そこから生まれた感情によって、今の礼香が存在しています。一人の女性としての彼女の人生を、是非楽しんで見守っていただけたらと思います。そして、観終わった後には、きっと、礼香の虜になるはずです!観てくれないと……「許さなーーーーーーーい!!!」お楽しみにしていてください(笑)。

中尾暢樹(高校時代の松本正幸役)

中尾暢樹

●ドラマ出演への意気込み、演じた感想
元々『M 愛すべき人がいて』を見ていて、良い意味で破壊力のあるドラマが来た!! と、毎週楽しみにしていました。新しい挑戦をしているなと感じるドラマで、その中でも魅力を放っている礼香の過去。このスピンオフドラマによって役の魅力が増すよう頑張りたいと思っています。

●視聴者へのメッセージ
僕は礼香の初恋の相手を演じるのですが、どう演じるのか気になっていた礼香の高校時代を演じる中川梨花さんが礼香のオーラを放っていて凄く感動しました。僕自身の役もそれに負けないくらいの魅力を放っている役なので最後まで楽しみに観てくれたら嬉しいです。ラストは見所です。初めての挑戦をしました。

脚本・鈴木おさむ

●「姫野礼香」が生まれた発想・キャラクターを追加した経緯
ドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日)で水野美紀さん演じる蘭さんというキャラを描き、愛におかしくなっていく人物がいるとドラマ自体に熱が出るなと思いまして。今回、マサとアユの恋を邪魔する役が必要だなと思いました。どうせなら、相当なインパクトをと……僕が好きな大映ドラマに出てきそうな役を……と思い礼香を描きました。あと、映画『キル・ビル』にも、変なキャラクターが沢山出てくるのですが、そこもヒントの一つです。画面に出てきただけで「やばいぞ!!」と思わせる。そこに田中みな実さんが演じることを意識して、より振り切りました。

●大切にしたことやこだわったこと
礼香というキャラが、人を愛しすぎるがゆえに、壊れてしまったり、変な行動を取ってしまう人格を、子供のころから描くことによって、より怖くて、そして愛しいキャラクターに思えるように描きました。あと、女性の復讐ものとして見せたいなと。

●主演・田中みな実の1番の魅力
アナウンサーから始まり、今まで色んな仕事をやって来たからこその客観力。
自分がこうしてる方が面白く見えるだろうなという、客観力がズバ抜けています。
自分のプロデュース力というか……すごいです。

●視聴者に向けたメッセージ
短い時間で、礼香のキャラクターの色んな部分が楽しめる濃いフルーツジュースみたいなドラマです。
濃いです!! 見て、熱くなって、礼香に振り回されてください!

■配信情報
『L 礼香の真実』
ABEMAにて、
第1話~第4話:6月27日(土)24:05〜配信開始
第5話~第7話:7月4日(土)24:05〜配信開始
出演:田中みな実、堀夏喜、中川梨花、中尾暢樹、前原滉
原作:小松成美『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎刊)
脚本:鈴木おさむ
プロデュース:谷口達彦(ABEMA)
企画・演出:池田克彦(ABEMA)
プロデューサー:山形亮介(角川大映スタジオ)
アソシエイトプロデューサー:川島彩乃(ABEMA)
協力プロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)
制作:ABEMA・テレビ朝日
制作協力:角川大映スタジオ
(c)AbemaTV,Inc./テレビ朝日
番組URL:https://abema.tv/video/title/90-1411
※ABEMAプレミアム会員のみ視聴可能。

関連記事