ベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランドの2ショットも 『エジソンズ・ゲーム』予告編
映画『エジソンズ・ゲーム』の公開日が4月3日に決まり、あわせて予告編と場面写真が公開された。
マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めた本作は、世紀の発明王トーマス・エジソンと戦略で支配を広げるカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスの壮絶なビジネスバトルを描いた人間ドラマ。天才発明家エジソンをベネディクト・カンバーバッチ、ライバルのウェスティングハウスをマイケル・シャノンが演じる。さらに、2人の対決の鍵を握る若き天才科学者・テスラ役をニコラス・ホルト、エジソンを支える助手役をトム・ホランドが務める。
本作は当初、ワインスタイン・カンパニーの作品として、2017年にトロント国際映画祭で初お披露目され全米公開を予定していたが、共同創業者のハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑が発覚、同社は破産に追い込まれ、公開延期を余儀なくされた。その後、ワインスタイン・カンパニーは買収され、新たな101Studiosという配給会社により、今年10月に全米公開。トロント映画祭で披露された本編は、ワインスタイン・カンパニーの強い圧力によってまとめられ、製作陣にとって不本意なバージョンだったというが、本作の製作総指揮であるスコセッシが、それを完成版と認めず製作陣による再編集を支援。監督たちはキャストを集め、たった1日限りの再撮影を実施し、元のバージョンから10分を削り、新たに5つものシーンを追加して完成した。
公開された予告編では、電気の供給権を巡り、“直流”による送電方式を提唱する天才エジソンと、“交流”による送電方式を提唱する宿敵ウェスティングハウスの激しい攻防が収められている。冒頭から、敵対心をあらわにするエジソンとウェスティングハウスに、ウェスティングハウスと手を組む科学者二コラ・テスラと、エジソンの助手・インサルも加わり、白熱したビジネスバトルが加速していく。アイディアを盗まれ怒鳴り散らす姿や、“交流”は危険だと煽るネガティブキャンペーンの実施など、“偉人エジソン”のイメージとはかけ離れた姿が映る。ウェスティングハウスは「そろそろ決着を付けようか」とエジソンに宣戦布告するや否や、「君の不正は掴んだ」と不敵な笑みを浮かべる。
また、新場面写真には、カンバーバッチとホランドの“師弟”2ショット、弟子感全開のホランドの可愛らしい笑顔溢れる1枚、ウェスティングハウスの険しい表情を捉えたもの、天才二コラ・テスラとビリヤードを興じる紳士的な姿も写し出されている。
■公開情報
『エジソンズ・ゲーム』
4月3日(金)、TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
配給:KADOKAWA
後援:一般社団法人 電気学会
原題:The Current War: Director’s Cut/2019年/アメリカ/108分/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈/字幕監修:岩尾徹
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公式サイト:edisons-game.jp