ケネス・ブラナー監督・主演作『シェイクスピアの庭』来年3月公開 文豪の知られざる最期の日々描く
映画『All Is True(原題)』が、『シェイクスピアの庭』の邦題で2020年3月6日より全国順次公開されることが決定した。
本作は、『ヘンリー八世』上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆した、シェイクスピアの知られざる最期の日々を描いた伝記映画。監督・主演を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台や、『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』など監督・主演として映画でもシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナーが務める。「才能に溢れたシェイクスピアは、なぜ49歳の若さで引退したのか?」というブラナーの抱いた疑問から生まれた本作は、断筆したシェイクスピアがロンドンを去り、故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンで過ごした人生最期の3年間を映し出す。
『恋に落ちたシェイクスピア』で米アカデミー賞助演女優賞に輝き、2016年ローレンス・オリヴィエ賞で史上最多8度目の受賞を果たしたジュディ・デンチがシェイクスピアの妻・アンを演じ、映画や演劇、TVドラマなどでゴールデングローブ賞やトニー賞など60以上の受賞歴をもつ『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイアン・マッケランがシェイクスピアの『ソネット集』の“美青年”のモデルとなったサウサンプトン伯爵役を務める。また、『ある公爵夫人の生涯』で米アカデミー賞を獲得したマイケル・オコナーが衣装を手がけ、『ハムレット』『いつか晴れた日に』のパトリック・ドイルが音楽を担当する。
■公開情報
『シェイクスピアの庭』
2020年3月6日(金)、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
監督:ケネス・ブラナー
脚本:ベン・エルトン
出演:ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、キャスリン・ワイルダー、リディア・ウィルソン
配給:ハーク
2018年/イギリス/英語/101分/シネスコ/原題:All Is True
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