大倉忠義×成田凌『窮鼠はチーズの夢を見る』に吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子が出演

 大倉忠義と成田凌が共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』に、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子が出演することが決定。あわせて場面写真も公開された。

 本作は、『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化した人間ドラマ。受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一(大倉忠義)は、ある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会する。「ずっと好きだった」というからの一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。

 今回出演が発表されたのは、恭一を取り巻く女性たち4名。会社の後輩で恭一に恋心を募らせる岡村たまき役を、『チワワちゃん』でタイトルロールを演じた吉田が務める。また、恭一の大学時代の彼女・夏生をゲスの極み乙女。のほな・いこか(Dr)ことさとう、恭一の妻・大伴知佳子を元宝塚歌劇雪組トップ娘役の咲妃みゆ、そして恭一の不倫相手・井出瑠璃子を小原がそれぞれ演じる。

 行定監督は「彼女たちは今ヶ瀬にとっては自分の恋路を阻む刺客的な存在。それぞれ全くイメージが異なるようにしたかった」と4名の女優の起用についてコメント。

 また、公開された場面写真は、原作にも印象的に登場する海辺のシーンで、静かにただ海を見つめる恭一と渉の姿を捉えている。

コメント

吉田志織

色々な形をした感情を与え合い、受け取り合う。人の原動力ともなる好きという気持ちに限界なんてなく、正解もなく、間違いもないと再確認させられるようなそんな原作が映画化し、自分がその作品に参加出来たことを本当に嬉しく思います。行定組は初めてでしたが毎日が刺激的な日々でした。この作品が沢山の方に愛され、楽しんでもらえると嬉しいです。

さとうほなみ

全員が全力で恋をして苦しんでもがいている、美しいだけじゃない人間の恋のお話だと感じました。登場人物によっていくつかの恋模様があるので胸にグッとくるストーリーがあるのではないかと思います。そして、10代の頃から夢であった行定監督の作品に出演することができていまだに泣いております。大倉さんと成田さんの濃ゆい現場にはいられなかったので映像で観られることがとても楽しみです。

咲妃みゆ

私たちが、誰かを・何かを愛することによって生まれる感情や行動は十人十色で、こうあるべき!と他者は指し示せない純粋なものなのだと、この作品に携われたことで改めて実感しました。繊細なお言葉で的確に導いてくださり、納得のいくまで物語を追求なさる行定監督…今回初めてご一緒させて頂けたことを心から光栄に思っています。老若男女問わずお一人でも多くの方にご覧頂けたら嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します!

小原徳子

本気の恋をする相手が必ずしも異性とは限らない。自分が好きになった相手がそうなる可能性はいつだってある。それがこんなにも純粋なものだと知ったら、私はそれを見ていたいと願ってしまうかもしれない、と、この作品に出会って思いました。流されながらも葛藤する恭一を振り向かせたい女達の中で、私が演じた瑠璃子にも注目して頂けたら嬉しいです。行定監督が描く切なくて甘美で艶やかな愛を、映画館で堪能してください。

■公開情報
『窮鼠はチーズの夢を見る』
2020年上半期全国ロードショー
出演:大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子
原作:水城せとな『窮鼠はチーズの夢を見る』/『俎上の鯉は二度跳ねる』(小学館『フラワーコミックスα』刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
配給:ファントム・フィルム
(c)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
公式サイト:http://www.phantom-film.com/kyuso/

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