EXILE NAOTO、SABU監督作『ダンシング・マリー』で映画初主演 シッチェス映画祭での上映も
EXILE、三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマーNAOTOが、SABU監督の最新作『ダンシング・マリー』で映画初主演を務める。
本作は、独自の世界観を創出し、国内外で注目を浴びるSABU監督のオリジナル脚本作。とある朽ち果てたダンスホールに住み憑く“幽霊”のマリーから、生前に熱烈な恋に落ちていたジョニーを探してほしいと頼まれた青年・藤本研二が、二人の恋を成就させようと奮闘する、時空を超えた壮大なラブ・ファンタジーだ。
NAOTOが演じるのは、都市開発課の職員としてダンスホールの解体を担当する藤本。無気力で平坦な日々を過ごす藤本が、超能力を持った少女との出会いをキッカケにマリーの願いを叶えようと、人探しならぬ幽霊探しに奔走する。
撮影は昨年の2月に東京、北九州、そして台湾で行われた。ホラーシーンだけでなく、ラブストーリーやヒューマンドラマ、アクションもふんだんに散りばめられ、ジャンルを超えた作品になっているという。
また、本作が現地時間10月3日よりスペインで開催される、世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「シッチェス・カタロニア国際映画祭2019」の正式招待作品に選出されたことも決定。劇団EXILEのメンバー全員を起用した『jam』が、モスクワ国際映画祭で日本人初のロシア批評家協会賞を受賞するなど、最新作にも注目が集まっていたSABU監督。今回、映画祭からの熱烈なオファーに応えるかたちで『jam』とともに正式上映が実現。今年で52回目の開催を迎える映画祭でワールドプレミアが行われる。
なお、日本での公開は2020年を予定している。
コメント一覧
NAOTO
今回、映画で主演させて頂くのは初めてでしたし、しかもSABU監督の作品という事で聞いた瞬間、嬉しいの一言でした。実感が湧くにつれ緊張感やプレッシャーもありましたが、自分の中で出来る準備を全てやって、後はSABU監督に委ねていけばという思いで撮影に挑みました。監督の演出によって、自分のつくってきた藤本という人間に命を吹き込んでもらったような気がします。
今作は、観る方によってそれぞれ全く違った感情を与えてくれるような映画だと思います。自分自身、色んな感覚を刺激されました。ジャンルを一言で表すのは難しいと思いますが、観た人の何か一歩を踏み出すきっかけや、「明日からも頑張ってみるか」というような気持ちになってもらえたら嬉しいです。
また、シッチェス映画祭でのワールドプレミア上映も決まりとても光栄です。
今までにない新感覚なこの『ダンシング・マリー』を是非楽しんで頂けたらと思います。
SABU
NAOTOさんはとにかく素晴らしかった。パフォーマーとしての身体能力やセンスは知っていましたが、演技がこれほど出来るとは…。本当に素晴らしかった。シッチェス国際映画祭は観客の反応も良く、すごく盛り上がる映画祭だと聞いています。楽しみです。
■公開情報
『ダンシング・マリー』
2020年公開予定
監督・脚本:SABU
キャスト:EXILE NAOTOほか
配給:未定
製作:LDH JAPAN