高橋ひかるが語る、『俺スカ』が伝えるメッセージ 「挑戦する勇気を教わりました」

 古田新太が主演を務める土曜ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)が毎週土曜22時より放送中だ。古田の衝撃的な女装のみならず、毎話古田演じる高校国語教師・原田のぶおの破天荒ながら胸を打つメッセージが話題を呼んでいる。

 原田のぶおの歯に衣着せぬ言動はもちろん、その生徒役として永瀬廉(King & Prince)、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、長尾謙杜(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、竹内愛紗らの出演も大きな注目ポイントだ。生徒と原田のぶおの対話を描くことで、いまだかつてない学園ドラマに仕上がっている。

 そんな生徒の一人で、クラスのおしゃれ番長・川崎結衣役を演じているのが高橋ひかるだ。結衣は、上位入賞を目指しつつ大会前にケガをしてしまったチアダンス部員という役柄。2話で原田の教えを通してチアへの情熱を再確認し、再び部活に戻ってくるストーリーが感動を呼んだ。高橋に、初となる古田との共演や役者への思い、今後の見どころまで話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

<リアルサウンド映画部YouTubeではインタビュー特別編も収録!>

【リアルサウンド映画部】『俺のスカート、どこ行った?』高橋ひかるインタビュー特別映像

 「負けてられないなと思います」

ーー本作のオファーをもらった時の感想はいかがでしたか?

高橋ひかる(以下、高橋):おしゃれ番長で、いわゆる“キラキラ女子”という役柄と聞いて、私とは正反対の役だと思いました(笑)。「私がキラキラしていたら、どんな感じなんだろうな」と想像して撮影に挑みました。

ーー古田さんの女装も話題です。

高橋:撮影前から、女装した古田さんに会えることがとても楽しみでした。初めてお会いしたのが私たち生徒が古田さん演じる原田先生と初めて対面するシーンの撮影だったんですが、インパクトがすごかったです(笑)。古田さんが緑のケープの衣装を着ていたのですが、妖精みたいに見えたのが印象的でした。今ではメイクしていない古田さんを見るほうが新鮮に感じるくらい、女装している古田さんに見慣れました。

ーー第2話(4月27日放送)は、川崎結衣という役がフィーチャーされた回でしたが、プレッシャーはありましたか?

高橋:すごくドキドキしていました。ドラマって1話、2話を観て、そのあと観るか観ないか決める方も多いと思うんです。これから観たいって思ってもらえたら嬉しいなという気持ちで、まっすぐにただただ頑張りました。結衣はチアダンス部員という役なんですが、一緒にチア部のメンバーを演じたエキストラさんと共演者のみんなで、一生懸命チアを練習して撮影に挑みました。

ーー第2話の撮影を終えた時の気持ちは?

高橋:「わー! 終わった!」という達成感でいっぱいでした。もうこれでチアの撮影をできなくなるというのがさみしくもありました。撮影している時も、結衣はケガをしてしまう役なので、練習中からみんなとチアを踊れないのが悔しくて、泣きそうになっていました。そうしたら、みんなから「泣くなって!」と励まされたりして、青春でした(笑)。

ーーおしゃれ番長という役柄とは正反対の性格とのことでしたが、役になりきる上で心がけてたことはありますか?

高橋:このお仕事をしていると周りにモデルさんやアイドルの方のようにキラキラして自分をしっかり持っている方々がたくさんいらっしゃるので、そういった方の言動は「あ! 真似しよう」って思いました。

ーー学園ドラマということで、同世代の共演者の方々も多いですよね。

高橋:今まで学園モノにすごく憧れていたんです。同世代ということで刺激をもらうことも多くて、負けてられないなと思いますし、男女かかわらず「こういうお芝居したらいいんだ」「こういうセリフの言い方もあるんだ」と毎回勉強になります。

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