ダニー・ボイル監督最新作『YESTERDAY』10月公開 ビートルズが消えてしまった世界を描く

 ダニー・ボイル監督最新作『YESTERDAY(原題)』が、10月に日本公開されることが決定した。

 本作は、『トレインスポッティング』『スラムドッグ$ミリオネア』などの作品を手がけ、ロンドンオリンピック開幕式で芸術監督を務めたボイル監督と、『フォー・ウェディング』『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』などで知られるアカデミー賞ノミネート脚本家リチャード・カーティスによるコメディ映画で、“もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまったとしたら”という設定から展開していく。

 『イーストエンダーズ』のヒメーシュ・パテル、『ベイビー・ドライバー』のリリー・ジェームズ、『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノンらに加え、シンガーソングライターのエド・シーランが本人役で出演することも明らかになっている。

 本作は、アメリカ・ニューヨークで4月24日から開催される第18回トライベッカ映画祭のクロージングナイト作品に選出され、5月4日にワールドプレミアを予定している。ボイル監督は「トライベッカ映画祭で本作を通じてザ・ビートルズの名曲たちを初めてアメリカに届けるような不思議な気持ちです。本映画祭のクロージングに選出されてとても嬉しいですし、大変光栄です」と意気込みを語っている。

■公開情報
『YESTERDAY(原題)』
10月、全国ロードショー
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティスほか
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、マット・ウィルキンソン、バーニー・ベルロー、リチャード・カーティス、ダニー・ボイル
製作総指揮:ニック・エンジェル、リー・ブレイザー
出演:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン、エド・シーラン
配給:東宝東和
(c)Universal Pictures .

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