清原果耶、岸井ゆきの、蒔田彩珠ら12名 岡田恵和×峯田和伸原作『いちごの唄』全キャスト発表

 今夏公開の映画『いちごの唄』の全キャストが発表された。

 脚本家・岡田惠和と銀杏BOYZ・峯田和伸による同名小説と同時に企画が進行した本作は、銀杏BOYZの楽曲「漂流教室」「ぽあだむ」などをイメージソースに生まれた青春ラブストーリー。亡くなった親友・伸二と、一年に一度しか会えない”あーちゃん”を想い日々を暮らす主人公・笹沢コウタを古舘佑太郎、一年に一度だけ会う約束をする”あーちゃん”こと天野千日を石橋静河が演じる。

 今回出演が発表されたのは、宮本信子、和久井映見、光石研、清原果耶、岸井ゆきの、蒔田彩珠、大西利空、小林喜日、泉澤祐希、恒松祐里、しゅはまはるみ、山崎光の12名。主人公・コウタの唯一の親友・伸二が住んでいた孤児院の園長先生役を宮本、コウタを優しく見守り、不器用な彼の優しさを誰よりも理解し応援している両親役に和久井と光石、コウタが想いを寄せるあーちゃんの中学生時代を清原がそれぞれ演じる。

 また、コウタのアパートの隣室に住んでいるパンク好きのお姉さん・アケミ役に岸井、コウタがボランティア活動先で出会う女の子役に蒔田、コウタの中学生時代役に大西、亡くなった伸二役に小林、コウタの弟・シゲ役に泉澤、その彼女・かずみ役に恒松が名を連ねた。

 さらに、コウタの職場の先輩・涼子役にしゅはま、子供時代のシゲ役に山崎が抜擢された。

コメント一覧

宮本信子

脚本を読ませていただき、岡田惠和さんと峯田和伸さんのお二人が生んだこの物語にぜひ参加したいと思いました。とても静かな映画で、少し心が痛くなるような、でも最後には爽やかな気持ちになれる作品です。私が演じた孤児院の園長先生は、長い間ひとりでこの場所を守ってきた人です。その厳しさ、優しさの両方を表現できたら良いなと考えてとてもとても大切に、セリフを言わせて頂きました。

清原果耶

大人のあーちゃんに繋ぐパズルピースを丁寧に集めなくちゃ、と模索していた日々を思い出します。今まで通り過ぎてきた日々のあれこれが全部ひっくるめて青春なんだ。と。すがる思いで抱きしめてきた純愛も打ちひしがれるほどの後悔も過去があるから今がある。
コウタとあーちゃんの切ない歩幅と、この作品の甘酸っぱい香りを胸いっぱいに感じて頂けたらいいなと思います。

岸井ゆきの

コウタが再会した初恋は、爽やかに進んでいるようでいて、少し居心地がわるくて、もどかしくて。いつも笑っているけど、どこか不安そうなコウタを応援したくなりました。私が演じたアケミは彼の人生に勝手に入り込んで、勝手に通り過ぎていきます。事情があって、アケミはコウタの名前を一度も呼ばないけれど、名前をちゃんと知らなくても、人は出会って別れることができるんだなぁ。公開が楽しみです。ぜひ劇場でご覧下さい。

蒔田彩珠

私はこの作品を観て、「青春に年齢は関係ないんだな」と思いました。10代の時に感じる、嬉しさや、苦しさ、ドキドキする感情は、大人になると楽しめなくなるものだと思っていたけど、この作品を観て、大人だからこそ大切にできる青春があるんだなと知りました。
この作品をご覧になった方が、自分がかつて過ごした青春を思い出して、懐かしく思えたらいいなと思います。

恒松祐里

本作の台本を読んだ時に、「良い人しかいない! 何て優しいお話なんだ」と思いました! 私が演じたかずみは主人公の弟シゲと付き合っている明るくて優しい女の子です。主人公のコウタを始めこの家族はみんな太陽のように明るい人達で、私は彼女という血は繋がっていない立場ではありましたが、この家族の一員として馴染める性格とは何かを考えてお芝居しました。短い撮影期間でしたが、菅原監督とまたご一緒させて頂き、先輩俳優の皆さんに混じってお芝居をする事はとても刺激的でした。沢山の愛と優しさに包まれたお話です。是非、愛おしいキャラクター達に出会いに来て下さい。公開をお楽しみに!

※山崎光の「崎」は「たつさき」が正式表記。

■公開情報
『いちごの唄』
今夏、全国ロードショー
出演:古舘佑太郎、石橋静河、和久井映見、光石研、清原果耶、小林喜日、大西利空、泉澤祐希、恒松祐里、しゅはまはるみ、渡辺道子、ポール・マグサリン、山崎光、蒔田彩珠、吉村界人、岸井ゆきの、峯田和伸、宮本信子
監督:菅原伸太郎
脚本:岡田惠和
原作:岡田惠和・峯田和伸(朝日新聞出版)
音楽:世武裕子・銀杏 BOYZ
製作:『いちごの唄』製作委員会
配給・宣伝:ファントム・フィルム
(c)2019『いちごの唄』製作委員会
公式サイト:ichigonouta.com
公式Twitter:@ichigonouta

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