『やすらぎの刻~道』八千草薫の体調不良により、風吹ジュンがヒロイン役に

 4月から放送されるテレビ朝日開局60周年記念作品『やすらぎの刻~道』のヒロイン・しの役に風吹ジュンが決定した。

 本作は、2017年4月~9月に放送された『やすらぎの郷』に続く倉本聰作の帯ドラマで、『やすらぎの郷』の主人公・菊村栄(石坂浩二)が執筆するシナリオ『道』が映像化されていくというストーリー。ヒロイン・しの役で出演を予定していた八千草薫が、体調不良により静養することになり、菊村の妻・律子役でもおなじみの風吹が決定した。なお、八千草は前作『やすらぎの郷』のキャラクター、“姫”こと九条摂子としては予定どおり出演する。

 『道』では、山梨県の山間の村を舞台に昭和、平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を描き、テーマは“ふるさと”。昭和初期からはじまり、戦中、戦後、平成という時代の移り変わりを、1年間をかけて綴っていく。作品の前半、ヒロイン・浅井しの役に挑むのは清野菜名。しのの夫となる青年・根来公平は風間俊介が演じる。そして、戦後の高度成長期を経て現代にいたるまでの後半、主人公夫婦の晩年を風吹、橋爪功の熟練コンビが担当。その他、公平の兄・公次役で宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、母・アヤ役で岸本加世子、本家の長男・鉄兵役で平山浩行らが出演する。

 また本作では同時に、『やすらぎの郷』の“その後”も描かれる。『やすらぎの郷 La Strada』はテレビの全盛期を支えた“テレビ人”だけが入居を許される老人ホーム。菊村はもちろん、白川冴子(浅丘ルリ子)、水谷マヤ(加賀まりこ)、高井秀次(藤竜也)、真野六郎(ミッキー・カーチス)らおなじみのメンバーに加え、新たに中川玉子(いしだあゆみ)、桂木怜子(大空眞弓)、香川さくら(丘みつ子)、蒟蒻亭乙葉(笹野高史)、辛坊修(ジェリー藤尾)、九重めぐみ(松原智恵子)、岸井さとみ(水野久美)の7人が“新規入居者”として仲間入りを果たす。また、施設のコンシェルジュ・有坂エリ役で板谷由夏も新加入する。

■放送情報
テレビ朝日開局60周年記念作品『やすらぎの刻~道』
テレビ朝日系にて、4月放送スタート
脚本:倉本聰
音楽:島健
主題歌:中島みゆき「進化樹」「離郷の歌」(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
チーフプロデューサー:五十嵐文郎(テレビ朝日)
プロデューサー:中込卓也(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
演出:藤田明二ほか
制作協力:角川大映スタジオ
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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