イタリア映画賞を席捲した話題作『愛と銃弾』2019年1月公開決定 予告編&ポスターも

 “イタリア・アカデミー”と呼ばれるダヴィッド・ディ・ドナッテロ賞で最優秀作品賞ほか5部門を受賞した『愛と銃弾』が、2019年1月に公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、2013年公開作『僕はナポリタン』で注目を集めたマルコとアントニオの兄弟監督「マネッティ・ブラザーズ」が手がけたコメディ映画。イタリアの都市ナポリを舞台に、殺し屋の男・チーロと、犯罪に巻き込まれた看護師・ファティマの逃亡劇を描く。

 チーロ役を演じたナポリ出身のジャンパオロ・モレッリは、「本作は、カンツォーネの織り交ぜられたナポリの大衆音楽へのオマージュであり、歌詞がストーリーを動かす点が他のミュージカルとは異なる」とコメント。劇中でファティマを演じるセレーナ・ロッシが唄う曲「L’amore ritrovato(愛は再び)」は、映画『フラッシュダンス』の主題歌「What a Feeling」にイタリア語の歌詞をつけたもので、同じく劇中、血だらけの死者たちが砂浜で踊るシーンは、マイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』のミュージックビデオへのオマージュとなっている。

『愛と銃弾』予告編

 このたび公開された予告編では、「それはノワールか、アクションか、ロマンスか、まさかのミュージカルなのか?」というテロップとともに、シーンごとに異なるジャンルの映像が映し出されている。

■公開情報
『愛と銃弾』
2019年1月19日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:マネッティ・ブラザーズ
脚本:ミケランジェロ・ラ・ネーヴェ、マネッティ・ブラザーズ
出演:ジャンパオロ・モレッリ、セレーナ・ロッシ、クラウディア・ジェリーニ、カルロ・ブッチロッソ、ライツ
配給:オンリー・ハーツ
2017年/イタリア/134分
(c)MODELEINE SRL ・ MANETTI bros. FILM SRL 2016

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