『ここは退屈迎えに来て』橋本愛の制服姿捉えた新場面写真公開 バンクーバー国際映画祭出品も決定
10月19日公開の映画『ここは退屈迎えに来て』が、第37回バンクーバー国際映画祭のゲートウェイ部門に正式出品されることが決定し、あわせて場面写真も公開された。
本作は、2004年の高校時代から2013年の現在まで、みんなの憧れの的だった“椎名くん”を柱に、キャラクターを交差させながら描く群像劇。何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく戻ってきた主人公“私”を演じるのは、橋本愛。元彼“椎名くん”を忘れられない“あたし”役を門脇麦、青春時代にみんなが恋焦がれた“椎名くん”役を成田凌が演じる。そのほか、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、村上淳らが出演。本格派ヒューマンドラマから恋愛モノまでさまざまな作品を手がけてきた廣木隆一監督がメガホンを取った。
バンクーバー国際映画祭は、設立当初から東アジアの作品を紹介する部門「ドラゴン&タイガー」を設け、ポン・ジュノ監督の初期作品の上映や、三池崇史監督の『オーディション』のワールドプレミアを成功させるなど、これまでに数多くのアジア人監督を輩出してきた映画祭。今回の出品に際し、廣木監督は、「何者でもない自分を共有出来る映画だと思います。久々のバンクーバーでどんな反応かまた皆さんと出会えるのも楽しみです」と喜びのコメントを寄せている。さらに、10月9日と10日には、橋本愛と廣木隆一監督が登壇する舞台挨拶の実施も予定している。
公開となった場面写真では、憧れの“椎名くん”たちにゲームセンターに誘われ、ワクワクする気持ちが隠せない、橋本演じる“私”と柳演じる親友“サツキ”の姿が。また、制服姿の橋本が、水しぶきを上げながらプールで全力ではしゃぐ様子を切り取ったカットも公開されている。
廣木隆一監督 コメント
誰もが通る時間、通った時間。自分は何者でもない時間。そんな悲しく煩わしく素敵な時間を一緒に体現できる映画だと思います。何者でもない自分を共有出来る映画だと思います。久々のバンクーバーでどんな反応かまた皆さんと出会えるのも楽しみです。
■公開情報
『ここは退屈迎えに来て』
10月19日(金) 全国公開
出演:橋本愛、門脇麦、成田凌、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、亀田侑樹、瀧内公美、片山友希、木崎絹子、マキタスポーツ、村上淳
監督:廣木隆一
脚本:櫻井智也
原作:山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎文庫)
配給:KADOKAWA
(c)2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会
公式サイト:taikutsu.jp