『スター・ウォーズ』の世界はどうやって作られる? 『ハン・ソロ』メイキング映像公開

 現在公開中の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』より、メイキング映像が公開された。

 本作は、『スター・ウォーズ』シリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロの知られざる若き日を描いたアクション大作。ソロを新星オールデン・エアエンライクが演じるほか、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、ヨーナス・スオタモらがキャストに名を連ね、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのロン・ハワードがメガホンを取った。

 今回公開されたのは、実際のロケ地での撮影の裏側や、シリーズ史上最多となった1000着以上の豪華な衣装など、『スター・ウォーズ』の世界の裏側を明かすメイキング映像。

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』メイキング映像

 『スター・ウォーズ』シリーズはこれまでも可能な限りリアルなロケ地やセットを作って撮影が行われてきた。例えば第1作目『エピソード4』では、伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーの家などがチュニジアで撮影され、『最後のジェダイ』でも惑星クレイトにボリビアのウユニ塩湖、カジノがあるカント・バイトをクロアチアのドブロブニクなどで撮影されているだけでなく、ミレニアム・ファルコンなどガジェットも再現して撮影を行っている。全シリーズで可能な限りリアルなロケ地やセットを作る撮影方法は、もはや『スター・ウォーズ』の伝統と言える。

 本作でもイタリアの雪山ドロミテや美しい海岸線が広がるスペインのフエルテベントゥラ島など、世界各所のロケ地で撮影を敢行。しかし、ただ実際にロケ地で撮影すればいいというわけではなく、あくまでハン・ソロやチューバッカなど登場人物が自然に見える撮影手法も大切になると撮影監督のブラッドフォード・ヤングは語る。「私が気付いたことは、この作品が自然でなければならないということ。この世界で自然に動き回る登場人物の物語でなければならない。カメラの位置や照明があてられる方向もすべてに根拠があるんだ」。キャラクターや物語から見せ方を作り込んでいく手法と才能は、ハワード監督も絶大な信頼を寄せている。

 さらに『スター・ウォーズ』と言えば個性的なドロイドやクリーチャー、日本の文化を取り入れた衣装など、他の作品にはない『スター・ウォーズ』らしいデザインにも注目が集まる。R2-D2やC-3PO、ダース・ベイダーやストームトルーパーなどから、ルークやレイア、ハン・ソロらの服装など、一目見ただけで『スター・ウォーズ』らしいデザインが全シリーズを通して感じられるのだ。そんな『スター・ウォーズ』らしさの秘密について、「『スター・ウォーズ』の美しさというのは、極端にやりすぎないところ」と、ヘア・デザイナーのリサ・トムリン・フィッツパトリックは語る。さらにメイクアップ・デザイナーのアマンダ・ナイトは「シンプルで力強い見た目が効果的ね」と、デザインの秘訣を明かしている。

 とくに本作は“衣装”にこだわり、『スター・ウォーズ』史上最多となる 1000着以上の服が作られた。グローヴァー演じる悪名高きギャンブラーのランド・カルリジアンは、ファッションにこだわりが強くマントだけで30着以上を持っており、ファルコン号の中に衣裳部屋があるほど。さらにクラーク演じる謎の美女キーラも、マントにドレスなど豪華絢爛なファッションを披露している。そして若きハン・ソロは『エピソード4』の服装に近づけるため、「ハンはスティーヴ・マックィーンのような60年代風のジャケットを着ているんだ。『新たなる希望』に登場したハン・ソロを目指し、袖を短くしてジャケットの長さも切り詰めて、銃が見えやすくなっているよ」と、衣装デザインをしたデイヴ・クロスマンがこだわりを語っている。

■公開情報
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
全国公開中
監督:ロン・ハワード
製作:キャスリーン・ケネディ
出演:オールデン・エアエンライク、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、ヨーナス・スオタモ、ポール・ベタニー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo.html

関連記事