ロシアで上映禁止された問題作『スターリンの葬送狂騒曲』8月公開 ショート予告&ポスターも

 ロシアで上映が禁止され話題を読んだ問題作『The Death of Stalin(原題)』が、『スターリンの葬送狂騒曲』の邦題で8月3日より公開されることが決定。あわせて、ショート予告とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、ロシア政府が映画館での上映を禁止した実話に基づくブラック・コメディ。ソ連を恐怖で掌握したヨセフ・スターリンの死後に起きた権力闘争をコミカルに描く。

 監督・脚本を務めるのは、エミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経験を持ち、政治風刺作品に定評のあるアーマンド・イアヌッチ。これまでにも、英国政権の内部を描いたコメディドラマシリーズ『官僚天国』や、米国の女性副大統領を主人公にその日常を描いたコメディドラマシリーズ『Veep/ヴィープ』、米英両国の閣僚や官僚を描いた映画『In the Loop』などを手がけた。

 公開されたポスタービジュアルでは、各国の映画評と『史上最も黒い《実話》に基づく超問題作世界各国でブラックヒット!!』のキャッチコピーを大きく表示。スターリンの特徴的なヒゲがポイントになり、コメディとシニカルが共存するインパクトのあるビジュアルになっている。

『スターリンの葬送狂騒曲』ショート予告

 あわせて公開されたショート予告では、粛清という恐怖で国を支配していたソ連の絶対的独裁者スターリンの急死後、最高権力の座を狙って、側近たちが狂気の椅子とりゲームに挑む模様が映し出されている。

■公開情報
『スターリンの葬送狂騒曲』
8月3日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
監督:アーマンド・イアヌッチ
出演:スティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー、オルガ・キュリレンコほか
配給:ギャガ
(c)2017 MITICO・MAIN JOURNEY・GAUMONT・FRANCE 3 CINEMA・AFPI・PANACHE・PRODUCTIONS・LA CIE CINEMATOGRAPHIQUE・DEATH OF STALIN THE FILM LTD
公式サイト:http://gaga.ne.jp/stalin/

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