『レディ・プレイヤー1』悪役ソレントは極悪人ではない? 演じたベン・メンデルソーンが語る
4月20日全国ロードショーの映画『レディ・プレイヤー1』で悪役を務めるベン・メンデルソーンが、本作と過去に演じてきた悪役についてコメントした。
本作では主人公ウェイド(タイ・シェリダン)たちの前に立ちはだかる強敵で巨大企業IOIの重役ソレントを演じたメンデルソーン。彼は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で巨大兵器“デス・スター”の建設に大きな貢献をしたオーソン・クレニック、出世作『君といた丘』では不良少年のトレヴァーなど過去作でも悪役を演じてきた。そんな彼は、自身のことを笑いながら悪役を演じるスペシャリストなんだと言い、「彼らを演じるのは楽しいよ! 普通の生活でそのように振る舞おうと思っても、そうは出来ないからね」と悪役を演じる楽しさを語っている。
しかし彼によれば、今回演じたソレントは悪いヤツというわけではないと言う。「彼は会社のためにオアシスを手に入れて収益化したいだけなんだ。それは会社にとってはそんなに悪くはない。でも、作品全体として捉えると、彼は悪者になる。そもそも彼はただのオタクな男で、ハリデーの側にいたかった。でも彼には近づけなくて、企業内で働き、うまく立ち回ることでのし上がってきた。傷ついた心を持った人物で虚栄心があるんだ」と語り、そこまで極悪人ではないことを明かす。
また、「ぼくはいつも何か企んでいるようにみられるんだ。何かいたずらを企んでいるように見える少年から、大きな事を企む男になるくらい年を取ったんだね(笑)」とも話した。
■公開情報
『レディ・プレイヤー1』
4月20日(金)全国ロードショー
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ザック・ペン
原作:アーネスト・クライン著『ゲームウォーズ』(SB文庫)
出演:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィン
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