中山美穂、檀れい、谷原章介、筒井道隆が初共演! 『ママレード・ボーイ』“両親S”役発表

 中山美穂、檀れい、谷原章介、筒井道隆が、桜井日奈子と吉沢亮がW主演を務める映画『ママレード・ボーイ』に出演することが発表された。

 シリーズ累計発行部数1,000万部を超える吉住渉の同名コミックを実写映画化した本作は、主人公の両親がお互いのパートナーを交換して再婚し、6人2つの家族が一つ屋根の下で住むことから始まるラブストーリー。恋に落ちる小石川光希と松浦遊を、桜井日奈子と吉沢亮がそれぞれ演じる。

 全員が本作で初共演となる中山、檀、谷原、筒井の4人が演じるのは、お互いのパートナーを交換して再婚する“自由すぎる”両親役。中山が演じるのは、吉沢演じる遊の母、洋酒メーカー勤務の松浦千弥子。千弥子の元夫で遊の父、商社勤務の松浦要士役を谷原が務める。桜井演じる光希の母で化粧品メーカー勤務の小石川留美を檀、留美の元夫で銀行員の小石川仁を筒井がそれぞれ演じる。中山扮する千弥子と筒井扮する仁、檀扮する留美と谷原扮する要士がそれぞれ再婚するという設定だ。

 今回の発表にあわせ、6人のファミリーショットも公開された。光希役の桜井は、「二家族全員が揃った初めてのシーンは皆さんの放つオーラに息ができない位のパワーを感じましたが、撮影を重ねるごとに本当のパパとママのような温かい空気で包んでくださって、ずっと一緒にいたような気がしてきました。最高に美しいママと、最高に楽しいパパの最強の遺伝子を持つ光希を演じれて嬉しかったです!」とコメント。遊役の吉沢も「物語の中でもっともKEYとなる両親S(りょうしんズ)をこんなに素敵な皆さんが演じられると聞いたときは、正直びっくりしました。谷原さん以外の皆さんは初めましてだったのですが、初日からとても素晴らしいチームワークで現場を盛り上げてくださり、そしてシリアスなシーンではその存在感と懐の深さで僕たちをガッチリと支えてくださいました。とても心強い存在でした」と撮影の様子を振り返っている。

 今回出演が発表された中山、檀、谷原、筒井の4人と、監督を務めた廣木隆一、原作者の吉住渉、小岩井宏悦プロデューサーからはぞれぞれコメントが寄せられている。

コメント一覧

中山美穂(松浦千弥子役)

私はコミック原作というものに、ひとつハードルを感じていたのですが、周りに『ママレード・ボーイ』がすごく好きだったという方がたくさんいらっしゃったので、引き受けてみようと思いました。
今まで初共演でもこんな気持ちになった事はないのに、撮影初日に、『あ! 知っている方たちだ!』と初めてそんな気持ちになりました。初共演の方と一緒にお芝居するというのは、緊張もするけれど、知っている方たちだからこそわかるというか、とても不思議な関係で演技ができ、嬉しかったです。
この4人だから、両親Sというファンキーな設定にも拘らず、大人としての空気が出せているのが楽しかったです。

檀れい(小石川留美役)

連載されていた頃に、『ママレード・ボーイ』を読んでいました。まさか20年以上経って、自分がこの映画に出られるとは思ってなかったので、オファーをいただいた際は、本当にびっくりしましたし、嬉しかったです。とにかく『ママレード・ボーイ』の世界観を大事に演じたいなと思いました。
両親がそれぞれパートナーチェンジして、年頃の2人が同じ屋根の下で、色んな思いを抱えながら、ぶつかりあったりとか、惹かれあったりしている。普通なら学校でしかで会わない同級生が、同じ屋根の下、どうなっちゃうんだろうっていうドキドキとありえない設定だからこそのワクワク感がすごくありました。多くの世代の方に映画『ママレード・ボーイ』を楽しんでもらえたらいいなと思います。

谷原章介(松浦要士役)

『僕も若いころ、こういう恋愛モノに出演していたな』と思い、今回は父親の役として出演するというところにとても感慨深いものがありました。
4人ともが初共演ですが、違和感というか、ギクシャク感もなく、もともとこういう風にはまるようなパズルが4つ揃ったなみたいな感じがします。
ありえない設定じゃないですか。ありえない設定だからこそ、主人公の2人が状況に翻弄されて、心が揺れ動いて、強く惹かれあうと思うので、そこがやっぱりこの作品の一番の魅力なのかなって思います。

筒井道隆(小石川仁役)

僕も恋愛モノに何度か出演させてもらっていたので、親の目線から見るというのは楽しそうだなと思いました。楽しく過ごしてます。主人公の2人見てると恥ずかしいですね(笑)。あー、こういうこと、昔ドラマでしてきたなみたいな。ちょっとむずがゆい感じもします(笑)。
両親たちを演じる僕たち4人はすごく年齢が離れているわけではないので、同じ世代を生きてきた空気感を感じました。その感覚が作品にも表れると良いなと思っています。

監督:廣木隆一

映画『ママレード・ボーイ』は主人公の2人が、恋を知って、愛に出会って、大人になる映画です。その中で、突拍子もない自由奔放な両親Sは、映画としてのリアルさとファンタジーさを兼ね備えた不思議な存在でした。4人は華やかなオーラをまとい、素晴らしいキャリアを持っていて、かつ今をちゃんと生きている大人たちです。一緒に仕事をして刺激的でしたし、皆さんがそれぞれのキャラクターを演じきってくれたので、今を生きる若い人たちから両親Sの世代まで、楽しんで観てもらえると思います。

原作者:吉住渉

こんな豪華メンバーに、あのしょうがない(私は大好きなんですが!)両親Sを演じていただくことになるなんて、有難いやら申し訳ないやら…。撮影を見学させていただいた時、あの4人が3Dになって、全く違和感なくそこに居るということが、何だか不思議で…でもとても嬉しく楽しい気持ちになりました。筒井さんは原作の仁より愛嬌&おとぼけ度upという感じ。「光希好きな子いるの? お父さん知らなかったな…」というセリフがとてもラブリーでした。谷原さんは原作の要士よりスマートさ大幅up。ワインや料理について超美声で語り、軽やかに動く姿がとても素敵でした。檀さんは原作の留美より上品さ大幅up。連載当時雑誌で読んでいて下さり、しかも今回改めて読み直して下さったそうで、ものすごく光栄です!そして、中山さんは原作の千弥子よりお茶目さ&可愛らしさup。原作にはない、光希と2人の素敵なシーンがどんな風になるのかとても楽しみです。見学したのは1シーンだけなので、完成した映画で皆さんの両親Sをもっとたくさん見られると思うとワクワクします。出演して下さって本当にありがとうございました。

プロデューサー:小岩井宏悦

両親Sにこの4人を思いついたときに、私の中でこの映画が成立しました。高校生の子供がいるのにパートナーを交換して再婚ってそんなあ・・・いや、待てよ、自分が90年代半ばにトレンディ・ドラマをプロデュースしていた時にくっついたり離れたりしていたあのキャラクターたちなら20数年後の現在に光希や遊の年頃の子供がいるはず、何かの拍子に彼らが恋に落ちたらそれぐらいのことはする! だからこそ両親Sの年齢と組み合わせにはこだわりました。この豪華な4人はほぼ同じ年、そしてこれだけのキャリアがありながら全員初顔合わせと言う新鮮さ! と言うことで揃ったこの4人のお芝居を現場で見ているとすべての必要なパズルがカチっとはまりすごく気持ちいいんです。アカデミー賞にベストキャスティング賞があればなあ。

■公開情報
『ママレード・ボーイ』
4月27日(金)全国ロードショー
出演:桜井日奈子、吉沢亮、筒井道隆、谷原章介、檀れい、中山美穂
原作:「ママレード・ボーイ」吉住渉(集英社文庫〈コミック版〉)
監督:廣木隆一
脚本:浅野妙子
音楽:世武裕子
製作:映画「ママレード・ボーイ」製作委員会  制作プロダクション:プラスディー  
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)吉住渉/集英社 (c)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
公式サイト:http://marmaladeboy.jp
公式Twitter:@marmalade_movie

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