『猿の惑星:聖戦記』謎の少女ノバ役アミア・ミラー インタビュー映像 「想像の1000倍はすごい」

 10月13日に公開される『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』より、謎めいた少女ノバを演じたアミア・ミラーのインタビュー映像が公開された。

 本作は、『猿の惑星:創世記』『猿の惑星:新世紀』に続く、『猿の惑星』シリーズ最新作。地球の歴史が塗り替えられ、新たな支配者が決する激動のドラマと、壮絶なアクション・バトルが繰り広げられていく。

 人間でありながら、猿たちと心を通わせる少女ノバを演じた12歳のミラーは、8歳の時に地元のモデル・エージェンシーに会いたいと自ら両親を説得し、その後、多数の広告やCMに出演。『ライト/オフ』(16)では、テリーサ・パーマー扮するヒロインの少女時代を演じ、本作で初の大作映画出演を射止めた。そんなミラーについてリーヴス監督は、「我々はノバを演じられる少女を探して、数多くの若い女優に会った。とても不思議なんだが、アミアは最初から直観力があり、特別だった」と絶賛している。

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』アミア・ミラー インタビュー映像

 一方のミラーもインタビュー映像の中で、リーヴス監督について「自分のしたいことを映像化したり伝えるのが上手よ。物腰が柔らかくて決して声を荒げたりしない。何でも必ず私が安心できるようにしてくれる。とにかく素晴らしい人よ」と称賛のコメント。

 続けて、「脚本を読んで頭の中で想像してたものより1000倍はすごくて、初めて見た時、本当に驚いた」とセットについて驚いた様子を語る。特に興奮したのはモーション・キャプチャーだといい「別々に撮影したものが、一緒になっていて面白かったわ。まるで、パズルのピースを組み立てたみたいだった」と興奮気味に話す。

 リーヴス監督は、本作の撮影について「まず通常通り撮って、次に猿役の俳優を除いて人間役だけで再度撮影する。つまり相手役がいない状態になるので、とても難しいんだ。だが、アミアはたった1人でも演技ができる。前作のジェイソン・クラークも1人で素晴らしい演技を見せた」ともコメントしている。

 そのエピソード通り、「ノバ役はアミアしかい」と関係者は満場一致だったというが、当の本人は「シリーズの大ファンだったからパパと2人で大騒ぎしたわ」とオーディションに受かった時を振り返っている。

■公開情報
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』
10月13日(金)全国ロードショー
監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス、ジュディ・グリア、ウディ・ハレルソン
配給:20世紀フォックス映画
(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/saruwaku-g/

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