“小さな嘘は、やがて狂気に”『まともな男』本予告公開 スイスの雪山で描かれる悲劇

 11月18日より公開されるレビンスキー監督最新作『まともな男』より、ビジュアルと本予告映像が公開された。

  本作は、2016年スイス映画賞において最優秀作品賞をノミネート、最優秀脚本賞を受賞したスイスの雪山を舞台に繰り広げられる悲劇の物語。中年会社員のトーマス、長く倦怠期が続いている妻、反抗期の娘、上司の娘であるザラの4人でスキー旅行に出かける道中、初日の夜にザラが行方不明に。その事件をきっかけに、トーマスは事態を収拾するために小さなウソを重ねていくのだが、それは果たして優しさであるのか、それとも狂気であるのかを問いかける。

『まともな男』予告編

 この度公開されたビジュアルには、“小さな嘘は、やがて狂気に”というキャッチとともに、正面を見つめているトーマスの姿が切り取られている。また、本予告映像では、笑顔で「僕はいたって普通のまともな…人間さ」と語るトーマスが姿が映し出され、スキー旅行に向かった家族の元に降りかかる悲劇の一部が描かれている。

■公開情報
『まともな男』
11月18日(土)より新宿K‘s cinemaほか全国ロードショー
監督・脚本:ミヒャ・レビンスキー
出演:デーヴィト・シュトリーゾフ、マレン・エッゲルト、アニーナ・ヴァルト、ロッテ・ベッカー、ステファヌ・メーダー、マックス・フバッヒャー、ビート・マルティ、オリアナ・シュラーゲ、テレーゼ・アフォルター
配給表記:カルチュアルライフ
(C) Cultural Life & PLAN B FILM. All Rights Reserved.
公式HP:http://www.culturallife.jp/matomonaotoko

関連記事