アキラ100%、“服を着て”映画初出演へ 岡野真也×内山理名W主演『ゆらり』予告編&ポスター
11月4日に公開される映画『ゆらり』に、お笑い芸人のアキラ100%が出演することが決定。あわせて予告編、ポスタービジュアル、場面写真が公開された。
本作は、『下北沢ダイハード』『blank13』の脚本などで知られる、西条みつとし主宰のTAIYO MAGIC FILMの舞台を映画化した人間ドラマ。現在、未来、過去の3部構成で、民宿を営む家族や宿泊客など、“伝えられなかった想い”を抱える人々が家族の絆を取り戻す姿を笑いと涙で描き出す。岡野真也、内山理名、戸次重幸、萩原みのり、山中崇、遠藤久美子、平山浩行、渡辺いっけい、鶴田真由らが出演キャストに名を連ね、ドラマ『ぼくは麻理のなか』の横尾初喜が監督を務めた。
舞台版にも出演していたアキラ100%は、大橋彰(アキラ100%)名義で、第1部である現在のシーンに登場する。なお、アキラ100%が映画に出演するのは今回が初めて。
あわせて公開された予告編では、交錯していく現在、未来、過去のシーンが切り取られているほか、今回出演が発表されたアキラ100%の姿も確認できる。ポスタービジュアルには、登場人物たちそれぞれの表情とともに、“時を超えて響き合う 三つの家族の かけがえのない物語”のコピーが添えられている。
出演が発表されたアキラ100%と、メガホンを取った横尾監督からはコメントが寄せられている。
アキラ100%コメント
今回初めての映画ということで、お笑いのライブばかり出ている私にとっては本当に緊張する現場でした。
リハーサルをやる前から汗が止まらなかったです。そして作品を見た時、自分の演技を直視できなかったです。
舞台の時は、高山という役をやらせていただきました。同じくらいの年齢だと思うのですが、心に棘が刺さっている感じを表現するのが難しかったです。
舞台の時の観客のみなさんの反応は、物語が進むにつれ観客のみなさんがストーリーにどんどんと引き込まれているのがわかりました。
自分自身、台本を読んでいるのに稽古の段階で心を揺さぶられることもありました。
確実に舞台と客席が1つになっていたと思います。
『ゆらり』の魅力は、やはり物語性なのではないでしょうか? 親子のつながり、家族の温かさが沁みる作品だと思います。
しばらく親に会っていないという方がいたら、映画を見た後すぐ電話したくなるんじゃないでしょうか?
横尾初喜監督コメント
母子家庭で育った自分にとって、家族というテーマは切っても切り離せない題材です。
西条みつとしさん主宰の劇団TAIYO MAGIC FILM の『ゆらり』初演を見終わった後、涙ながら自分の一作目の長編映画はこれだと心に決め、西条さんに映画化させていただきたいとお話しさせていただいたことが、ついこの前のように感じます。
この作品に出てくる人物の皆が、温かく優しい。
脚本を西条さんと進めさせていただく中で、一番大事にした部分です。
父と娘、母と息子、母と娘。全てのキャストの皆さんが、実を持って演じてくださいました。
アキラさんは、『ゆらり』の舞台から西条さんの舞台でずっと拝見させてもらっていて、
とても表現の豊かな役者さんだなと思っていました。
後に、お盆芸の芸人さんと同一人物だと知ってとてもビックリしました。笑
映画にも参加いただき、ありがとうございます。
家族の温かさがいっぱい詰まった作品です。
1人でも多くの方が、見てくださり、見終わった後に、それぞれが自分の家族のことを想っていただけたら、幸いです。
■公開情報
『ゆらり』
11月4日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
出演:岡野真也、内山理名、戸次重幸、萩原みのり、山中崇、遠藤久美子、寿大聡、夏緒、筧礼、高橋幸聖、小築舞衣、弥尋、青木さやか、大橋彰(アキラ100%)、平山浩行、渡辺いっけい、鶴田真由
監督:横尾初喜
原作・脚本:西条みつとし(TAIYO MAGIC FILM)
音楽:今井了介
主題歌:「手紙」ハルカトミユキ
配給:ベストブレーン
(c)2017 映画「ゆらり」製作委員会
公式サイト:http://yurari-movie.com