篠田麻里子、『ビジランテ』危険な美人妻役で出演 「私にとっても新しい挑戦」

 12月9日に公開される映画『ビジランテ』の追加キャストとして、篠田麻里子が発表され、あわせて場面写真が公開された。

 本作は、『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠監督がオリジナル脚本を手がけたノワール映画。別々の道、世界を生きてきた三兄弟、高校時代に失踪した長男・一郎、市議会議員の次男・二郎、デリヘル業雇われ店長の三男・三郎が、父親の死をきっかけに再会し、再び運命が交錯する模様を描く。

 長男・一郎役で大森南朋、次男・二郎役で鈴木浩介、三男・三郎役で桐谷健太がトリプル主演を務める。

 篠田が演じるのは、鈴木演じる市議会議員・二郎の妻、新藤美希役。美希は、表向きは夫を支える良妻賢母だが、裏では自身の美貌で思う様に男たちを翻弄している。また、夫を子供の様に操ることで権力と財産を得ようとする危険な女だ。

 入江組に初参戦した篠田は「台本を読ませて頂いた時、とても強い衝撃を受け、入江監督の世界観に引き込まれてしまいました。私にとっても新しい挑戦をさせて頂いた映画になります」とコメントを寄せており、そんな篠田に関して入江監督は「篠田麻里子さんの役は、生き馬の目を抜く地方都市の政治性のなかを、ありとあらゆる手練手管を使ってサバイブする女性です。まったく新しい篠田麻里子さんが本作で見られるはずです」と語っている。

 このたび公開された場面写真には、地方都市の暗部に生きるアウトロー三兄弟の様子や、危険な美人妻・美希の姿などが捉えられている。

 撮影は、入江監督の地元でもある埼玉県深谷市中心にて1月より実施され、すでにクランクアップし、完成は7月を予定。なお、5月24日よりモーションギャラリーにてクラウドファンディングが開始されている。

 篠田麻里子 コメント

台本を読ませて頂いた時、とても強い衝撃を受け、入江監督の世界観に引き込まれてしまいました。
私にとっても新しい挑戦をさせて頂いた映画になります。
監督の世界観をキャスト、スタッフの皆さん全力で表現した作品になりますので、公開をとても楽しみにしています。

 入江悠監督 コメント

映画『ビジランテ』における篠田麻里子さんの役は、生き馬の目を抜く地方都市の政治性のなかを、ありとあらゆる手練手管を使ってサバイブする女性です。
真冬の私の地元で、強く繊細に演じていただきました。
執拗な演出にも粘り強く食いつき、じっと耐えるような姿が印象的でした。
まったく新しい篠田麻里子さんが本作で見られるはずです。
ぜひご期待ください。

■公開情報
『ビジランテ』
12月9日(土)より、テアトル新宿ほか全国公開
出演:大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、篠田麻里子
脚本・監督:入江悠
製作幹事:東映ビデオ
(c)2017「ビジランテ」製作委員会
公式サイト:http://vigilante-movie.com

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