鈴木亮平主演『宮沢賢治の食卓』に山崎育三郎ら出演へ 「亮平さんが愛おしくてしょうがない」

 山崎育三郎、市川実日子、神野三鈴、平田満が『連続ドラマW 宮沢賢治の食卓』に出演することが決定。あわせてポスタービジュアルが公開された。

『連続ドラマW 宮沢賢治の食卓』ポスタービジュアル

 本作は、コンビニ向けのアンソロジーコミック『思い出食堂』に収録されているグルメマンガシリーズを、鈴木亮平主演で実写化したもの。『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』など多くの国民的作品を生んだ宮沢賢治がどんな人物であったかを、彼が愛した食べ物から紐解いていく。

 宮沢賢治を鈴木、賢治の妹・宮沢トシを石橋杏奈が演じるほか、新たに賢治の親友・ 藤原嘉藤治役に山崎育三郎、賢治に想いを寄せる櫻小路ヤス役に市川実日子、賢治の母・イチ役に神野三鈴、父・政次郎役に平田満がそれぞれ名を連ねた。その他、柳沢慎吾、竹財輝之助、おかやまはじめ、井之脇海、犬飼直紀が追加キャストとして発表された。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、“この『幸(さいわい)』を分かち合いたい。”のコピーとともに、揚げ物を片手に笑顔の賢治が捉えられた1枚となった。

コメント一覧

山崎育三郎(藤原嘉藤治役)

「宮沢賢治の食卓」藤原嘉藤治役の山崎育三郎です。嘉藤治は音楽教師であり、賢治の良き親友です。自由奔放な賢治に振り回される事もありましたが、嘉藤治にとって賢治の天性の才能は憧れでした。音楽家としては、嫉妬する時もありましたが、賢治との出会いが嘉藤治の人生を変えていきます。
今では、親友・賢治役の亮平さんが愛おしくてしょうがないです。そして今回、音楽教師・嘉藤治は、ピアノを弾くシーンがとても多く、芝居以外の時間はピアノの猛特訓でした。ピアノシーンも見所です!!

市川実日子(櫻小路ヤス役)

大正という時代に、一風変わった宮沢賢治さんと出逢い、当時の女性として独特の感性の持ち主だったヤスは、人間的好奇心と強い肯定感が生まれたのではないかと思います。人と人が出会う、喜びと戸惑いと哀しみ。今、撮影を通して、たくさんの感情を教えていただいています。初めての花巻の言葉は、なんともかわいらしく、難しい。この作品の賢治さんは、生きていくのに大事なことってなんだろう? という素朴な疑問へ、明るく軽やかに答えてくれるような予感がしています。

神野三鈴(宮沢イチ役)

足元にころがる石から宇宙まで想像の翼を広げ、すべての命に光と尊さを見つけた宮沢賢治。その賢治を大らかに優しく演じる鈴木亮平さん。私が演じる母イチは、そんな賢治を産み静かに見守る花巻の大地や自然のようなそんな存在でありたいと願っています。物語を創る喜びに溢れた御法川監督のもとに集まった素晴らしいスタッフ キャストの皆さんと人として愛に悩み苦しみ、喜びを生きた賢治の物語を皆様にお伝えできたら、、。そして、またあらためて賢治が残した作品にふれるきっかけになって頂けたら幸せです。

平田満(宮沢政次郎役)

宮沢賢治の父、政次郎をやるにあたって御法川監督から言われたことは、単に厳しい封建的な父親ではないということです。家長として威厳は保ちつつ、家族を愛し、人々への思いやりも持ち合わせた男にしてほしいとも言われました。この温かな心やさしい物語にふさわしく、人間味にあふれた、実在感のある父親像を造形できたらうれしいです。厳しい現実と賢治の求める理想の橋渡しの役目もあるのかな、とも思います。決して大上段に構えることなく心洗われる美しい物語を、共感をもってご覧いただけたら幸せです。

■放送情報
『連続ドラマW 宮沢賢治の食卓』
6月17日(土)放送スタート(第1話無料)
出演:鈴木亮平、石橋杏奈、山崎育三郎、市川実日子、柳沢慎吾、おかやまはじめ、竹財輝之助、井之脇海、犬飼直紀、神野三鈴、平田満
監督:御法川修
脚本:池田奈津子
音楽:サキタハヂメ
原作:魚乃目三太
チーフプロデューサー:武田吉孝
プロデューサー:平体雄二、佐藤幹也
制作協力:東映京都撮影所
制作プロダクション:スタジオブルー
公式サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/kenji/

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