リーアム・ニーソン演じる怪物の姿も J・A・バヨナ監督最新作『怪物はささやく』本予告編

 6月9日に公開される映画『怪物はささやく』より、予告編が公開された。

 本作は、シヴォーン ダウドの未完の遺作をパトリック・ネスが引き継いで完成させた、カーネギー賞&ケイト・グリーナウェイ賞W受賞のベストセラー同名小説を実写映画化したダークファンタジー。真夜中に現れる怪物と、心の奥に秘密を隠した少年の魂が通い合う様を描く。

 『永遠のこどもたち』『インポッシブル』のJ・A・バヨナが監督を務め、主人公の少年には『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』で脚光を浴びたルイス・マクドゥーガルが抜擢された。その他、母役を『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズ、祖母役を『ゴーストバスターズ』のシガニー・ウィーバーが務め、怪物の声は『沈黙ーサイレンスー』のリーアム・ニーソンが演じ、モーションキャプチャーにも挑戦している。

『怪物はささやく』本予告編

 このたび公開された本予告では、家の裏に生えるイチイの木の怪物の大きな手が、不気味な音を轟かせながら家の壁を突き破り、マクドゥーガル演じるコナーを連れ去る場面が映し出される。一瞬垣間見える怪物の姿は、原作の挿し絵を基にデザインされた。他にも、冷酷な祖母を演じるウィーバーや、不治の病と闘うコナーの母に扮するジョーンズのベリーショート姿、“3つの物語”をファンタジックに綴るアニメーションも観ることができる。

■公開情報
『怪物はささやく』
6月9日(金)、TOHOシネマズ みゆき座ほかにて全国公開
監督:J・A・バヨナ
原作・脚本:パトリック・ネス「怪物はささやく」(あすなろ書房刊)
出演:ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバー、リーアム・ニーソン
配給:ギャガ
原題:「A Monster Calls」/アメリカ・スペイン/109分/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル
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