『ハドソン川の奇跡』製作者・出演者コメント映像 ハンクス「クリントでなければ撮れなかった」
9月24日に公開される『ハドソン川の奇跡』より、クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクスら出演者のコメント入り特別映像が公開された。
本作は『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド監督が、2009年にニューヨークのハドソン川で実際に起こった航空機事故の生還劇を描いた人間ドラマ。機長の手記を基に、制御不能となった飛行機をハドソン川に不時着させ、乗客全員の命を救った奇跡の生還劇を描く。『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞主演男優賞を手にしたトム・ハンクスが主人公のサリー機長、『ダークナイト』のアーロン・エッカートが副機長ジェフ・スカイルズ、『私が愛した大統領』のローラ・リニーがサリー機長を支える妻を演じている。
このたび公開された特別映像では、主演のトム・ハンクスをはじめ、アーロン・エッカート、ローラ・リニー、監督のクリント・イーストウッド、製作のアリン・スチュワート、モデルとなったサリー・バーガー機長ら、本作のスタッフ、出演者たちが作品の魅力について語っている。
イーストウッドが、“ハドソン川の奇跡”を題材として描くことに対して、ハンクスは「アメリカ映画史に残る名作を撮ってきたクリントでなければ撮れなかった映画だ」と絶賛。イーストウッド監督は、「感動的な実話を忠実に再現することが大事だった」と明かし、脱出した乗客たちを凍てつく川から救い出すために、即座に救助に向かった人々の素晴らしい活動を描くために実際に救助活動に従事した人々をできるだけ多く見つけ出し、映画に出演してもらったという。サレンバーガー元機長は「あの日、誰もが自発的に行動を起こして団結し、それぞれが見事に自分の役割を果たしました。だからこそ、私たち全員の命が救われたのです。そしてだからこそ、私たちはあの日とあのフライトをずっと覚えているんじゃないでしょうか」と語る。続けて「クリントにトム、まさに夢のチームだ。事実に忠実に作ることに力を注いでいる。傑作だよ」と喜びの胸中を明かした。
■公開情報
『ハドソン川の奇跡』
9月24日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニーほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2016 Warner Bros. All Rights Reserved
公式サイト:http://www.hudson-kiseki.jp