プレミアの下に広がる英国フットボール世界へ EFL72クラブを描く新刊が刊行

秋吉圭『EFL』10月9日刊行

 EFLストーリーテラーとして活動する秋吉圭による著書『EFL プレミアリーグの下に息づくもうひとつの英国フットボール』が、10月9日にカンゼンから刊行される。

 本書は、イングランドとウェールズに点在するEFL(イングリッシュ・フットボール・リーグ)所属72クラブそれぞれの歴史と現在地、そしてホームタウンに息づく独自の空気を描き出す一冊。プレミアリーグの下に広がるもうひとつの英国フットボールの世界を、社会学的視点などを交えながら掘り下げていく。

 構成は全4章。1章「EFLのフットボール」ではブレントフォード、ブライトン、リーズなどを、2章「EFLのストーリー」ではクロウリー、ウィンブルドン、ベリーなどを取り上げる。3章「EFLの今」ではレクサム、レディングを扱い、4章では著者が幼少期からサポートするバーミンガム・シティを「Keep Right On」と題して特集する。

 著者の秋吉圭は1996年生まれ、埼玉県出身。上智大学大学院文学研究科新聞学専攻博士前期課程を修了している。高校在学中の2013年から「EFLから見るフットボール」のペンネームでイングランド下部リーグ・EFLについての情報発信を開始し、社会学の見地やアンダーラインデータを用いた独自の視点から論評・中継解説などの活動を行ってきた。

 2023年には単身渡英し、バーミンガム・シティの公式戦全試合をはじめ、EFL、ノンリーグの多数の試合を観戦。ファン投票により選出される23/24シーズンにおける同クラブの年間最優秀サポーター賞を受賞し、選手をはじめ関係者にも広く知られる存在となった。2025年からフリーランスとして活動を開始し、25/26シーズンからはDAZN、U-NEXTなどで中継解説も務めている。

 まえがきで秋吉は「イングランドとウェールズの各地、72クラブそれぞれが持つ歴史と現在地、奇妙な出来事。そして大都市から小規模都市まで、例外なくそのホームタウンの空気と匂いを漂わせる観客席。なぜフットボールは英国近代史のほぼすべての局面を見届けてきたのか。なぜフットボール(スポーツと言い換えてもいい)はどの国においても社会の象徴たる存在になり得るのか。EFLを追いかけるという行為は、そんな終わりのない示唆を私に与え続けている」と綴っている。

■書誌情報
『EFL プレミアリーグの下に息づくもうひとつの英国フットボール』
著者:秋吉圭
価格:2,200円(税込)
発売日:2026年10月9日
出版社:カンゼン

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