漫画編集部ソラジマ『別冊よすみ 第一集』フランス語版が登場 パリの「Japan Expo」で先行発売
漫画編集部・よすみ編集部(運営:株式会社ソラジマ)初の紙書籍『別冊よすみ 第一集』のフランス語版が、7月9日より開催される「Japan Expo 2026」(フランス・パリ)にて先行発売される。
先行販売とあわせて、パリ・ジュンク堂、Le Renard Doré、Feux ECサイトなど、フランス現地の主要書店およびECサイトでも順次販売を開始。本書は“ジャンルレスで刺激的な作品”をテーマに、読切7作品と連載1話の全8作品を収録した一冊となる。
フランスは「バンド・デシネ(フランスやベルギーを中心とした、フランス語圏での漫画の総称)」の文化が発達した国として15歳以上の42%が漫画またはアニメを消費しており、出版市場における漫画のシェアは11%(2024年)に達している。よすみ編集部は、フランスの漫画市場が単なるブームから、読者がより自分の価値観に合う作品を厳選する“成熟期”に入っていると捉えている。
また、フランスには1981年に制定された「ラング法」があり、書籍の定価制を設けて安売りを制限することで、独立系書店を守り抜いてきた歴史がある。よすみ編集部は、漫画を読者の生活の中に長く残る文化として届けたいという思想が、紙の本を大切にするフランスの読書文化と響き合うと考え、今回のフランス語版発売に至ったという。
『別冊よすみ 第一集』は、マンガWebサイト“よすみ”(yosumi.jp)ローンチ時に掲載された読切7作品と連載1話を収録。本書にはここでしか読めない全掲載作品の描き下ろし漫画も収められている。作家陣にはナッツ、横山陸渡、河野大樹、トヨヲカ37、145、久宿純、MISSISSIPPIらが参加している。
■藁谷周太郎(よすみ編集長)コメント
日本と同じくらいの熱量で漫画を愛するフランスに、いつかよすみを届けたいと、かねてから思っていました。 私は、紙という文化が好きです。いい作品に出会ったとき、それを手元に置いておきたくなる。その気持ちと一緒に作品が生活の中に残っていくことを、これからも大切にしていきたい。だからよすみは、日本の中だけに閉じず、世界へ、着実に届けていきます。一冊ずつ、確かに手渡していくこと。それがよすみのやり方であり、私たちがやりたいことそのものです。 まずは、フランスの皆さんに。日本から遠く離れたヨーロッパで、よすみの思想に共感してくれる人。よすみと時間を過ごしてくれる “すみびと” が生まれることを、心から楽しみにしています。
■収録タイトル
・読切『ひらまつ服を着る』トヨヲカ37
・読切『私の大きな友人』ナッツ
・読切『ネガティブスペース』145
・読切『近鉄さんぽ』ナッツ
・読切『へびにがす』久宿純
・読切『面接中はお静かに!』横山陸渡
・読切『FOG SWEET』MISSISSIPPI
・読切『追い風に旗なびく』河野大樹
■書誌情報
『別冊よすみ 第一集』(フランス語版)
予価:本体20€(税込)
発売日:7月9日先行発売
発行:よすみ編集部(株式会社ソラジマ)