宝島社「もっと話そう! Fem&プロジェクト」 サレジオ学院高等学校で性教育授業を実施
宝島社が10〜60代の各世代の女性誌10誌、男性誌2誌の計12誌合同で行っているフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Fem&(フェムアンド)」の一環として、2026年1月20日(火)に神奈川県横浜市のサレジオ学院高等学校にて、男子生徒を対象とした性教育特別授業が実施された。
宝島社は「もっと話そう! Fem&(フェムアンド)」を通じ、女性の健康問題について「当事者だけの問題」にせず、男性理解が重要と考え、その取り組みの一環として、これからの未来を担う世代への啓発として2023年より男子校での性教育授業を実施してきた。
今回の授業は同校の2年生174名に向けて 「25歳の男になるために。~女性医学から学ぶ〈知る・想像する・尊重する〉という力~」をテーマに実施。講師を務めたのは、よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長であり、横浜市立大学産婦人科非常勤講師の産婦人科医・粒来拓(つぶらい・たく)。『大人のおしゃれ手帖』編集長の橘真子とともに授業が実施された。
授業では月経や女性特有の体調不良といった基礎的な医学知識に加え「痛みや不調は外からは見えにくいこと」「想像することが、相手を尊重する行動につながること」「“正解のない問い”にどう向き合うか」といったテーマについて授業が進行。
授業に参加した生徒からは「生理の痛さのイメージがより鮮明にわかった。また、あの小さな受精卵から一つの大きないのちが育っていくと知ったら生物はすごいなと感じた」「現代人の月経が昔の10倍近い回数になっていることにとても驚きました」「インターネットとかを見ているとフェミニストには悪いイメージしかなかったが、今回初めて正しい秩序あるフェミニズムと知識に触れて、だいぶイメージが変わった」といった感想が寄せられた。
■粒来拓(つぶらい・たく)コメント
サレジオ学院高等学校が掲げる理念「25歳の男づくり」。一見すると男尊女卑の語弊がある表現ではありますが、シンプルに男子校として「大学合格がゴールではなく社会で責任を果たせる人間形成を」を意図とした気概のある考えと理解しました。
さまざまな見識を深める「総合探求」という授業の一環で、性教育授業のご縁をいただきました。性教育の中でも、今回は「男子高校生にこそ女性医学教育を」をテーマに、月経の意味と月経痛にまつわる知識を共有し、現在そして未来に接する大切なひとになにができるのか。決して「なんでもかんでも男性だから女性を労われ」とか「女性に対してちやほや優しくしろ」と一方的にいうことではなく、「想像力と尊重する力、知識をもとに柔軟な思考と行動する力」を提案してきました。短い時間でしたが、生徒さんたちはみんな真剣なまざなしで大切な時間を共有できました。