【漫画】食べ放題、もとを取るためどこまでやれる? 読めば行きたくなるレポ『ドーナツビュッフェに行って来た!!!』
食べ放題は何歳になってもテンションが上がる。「値段を気にせず、好きなものを好きなだけ食べられる」という幸福感に勝るものは、この世の中にそうそうないだろう。Xに2月上旬に投稿された『ドーナツビュッフェに行って来た!!!』では、某ドーナツチェーンでビュッフェを楽しんだ、もとい挑んだ人たちの軌跡が描かれている。
3.4万いいねを数えるなど、大きな反響を呼んだ本作の作者・由良木えんそさん(@yuragienso)に、当時の記憶や制作中の思い出などを聞いた。(望月悠木)
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月一で新しい挑戦
――『ドーナツビュッフェに行って来た!!!』を制作した経緯は?
由良木えんそ(以下、由良木):もともと、友人との間で「やったことのないことにたくさん挑戦していけば、何でもできる人間になれるんじゃない?」という話が持ち上がり、月一のペースで新しいことにチャレンジしていました。他にやったこととしては、野草を食べたり、ガンプラを作ったりなどがありました。また、私がレポ漫画を描いたことがなかったので、「チャレンジしてみたい」と思い、漫画にすることを前提にドーナツ食べ放題に参加しました。
――では本作は完全ノンフィクションということですか?
由良木:伝わりやすいように少し言い回しを変えている部分はありますが、ほぼノンフィクションです。エフエフが朝食を食べてきていたことには、本当に驚かされました。
――レポ漫画にすることが前提であれば、その時のやり取りはメモなどしたりしていたのですか?
由良木:はい。ドーナツを食べながら、面白い発言が出た際は概要をメモするようにしていました。料金や食べたドーナツはレシートが発行されたため、それを見ながら描いています。とはいえ、ビュッフェということでレシートには料金がすべて0円としか表記されておらず、ホームページを参照しながら料金計算をするのが大変でした。
――正直、読んでいるだけで胸焼けしそうになりました。本作を描いている時の心境を教えてください。
由良木:料金計算に必死で、楽しい記憶が蘇る余裕はなかったです。誰がどれを食べていたかはレシートに載っていないので、「このドーナツは誰が食べていたのか?」は頑張って思い出しました。どうしても思い出せないドーナツは、直接本人に確認するなどしました。
――大食い動画を見ているような臨場感がありました。本作を描くうえで意識したことは?
由良木:すごく楽しかったことを伝える漫画ではありますが、実際に存在するお店についてのことなので、極力迷惑がかからないように意識しました。伏字にするなどしましたが、どれほどの意味があったのかはわかりません。
本人も認めるそっくりなキャラデザ
――えんそさん、Nネコさん、エフエフさんは、夢に出てきそうなインパクト抜群なビジュアルでしたね。
由良木:レポ漫画は内容が説明っぽくなりがちなので、読みやすいようにキャラはなるべく内容を邪魔しないようデフォルメする必要がありました。しかし、目、鼻、口、耳を簡略化してしまうと、今後それらを使った表現をする時に伝わりづらくなると思い、それらは省略しない方向でデザインしています。それ以外の見た目は、本人そっくりになるように描いています。
――ちなみに、本作で描かれているみなさんのキャラデザを見て、Nネコさんやエフエフさんの感想は?
由良木:そっくりだと言ってくれました。
――また、本作を読んでのNネコさんとエフエフさんの感想は?
由良木:一旦完成した漫画は、表現に問題がないか彼らに送って確認してもらったのですが、Nネコさんはすごく喜んでくれました。漫画を読んで喜んでいるNネコさん自身の動画を、私に送りつけてきました。エフエフは特に返信がありませんでした。許可は取っています。
――本作は3.4万ものいいねが寄せられるなど、大反響でしたね。
由良木:実際に存在するお店にご迷惑がかかることが一番心配だったので、少し怖かった部分もあったのですが、「この漫画を見て家族でドーナツ食べ放題に行ってきました! 楽しかった!」などのコメントを見て、「描いて良かった」と安心しました。
――食べ放題自体の感想を教えてください。
由良木:食べ放題中の気持ちは、ずっと楽しく、美味しかったです! 多少苦しくなったりもしましたが、みんな無理してまでは食べていなかったので、思い返しても「楽しかったな」と思っています。
――ドーナツ食べ放題を効率的かつ、幸福度高く楽しむ方法などあれば!
由良木:ドーナツばかりを食べてしまうと、少し苦しくなってしまうので、間にパイを挟んだり、コーヒーなど甘くないドリンクと一緒に食べたりすると、だいぶ楽になります。ドーナツ自体は、やはり自分の好きなものを食べるのが一番だと思いました。あと、気になってはいたけれど食べたことのないドーナツに挑戦するのも、食べ放題だからこそできることなので、そこはおすすめしたいです!
――最後に今後の漫画制作における目標は?
由良木:とりあえず今年いっぱいは週一での漫画投稿を続けられたらと思います。気軽に読めて、楽しい気分になれる漫画をたくさん作っていきたいです!