【漫画】教師が来たら生徒がカーテンを閉めるのはなぜ? 愛されヴァンパイアツッコミ我慢コメディ『万府先生は吸血鬼』

 吸血鬼という正体を隠し、現代日本で高校教師として教鞭を執る万府先生。誰にも正体はバレていないはずだが、なぜか生徒が不可解な行動をとり……。

 少し間抜けな吸血鬼が愛らしい、コメディ漫画『万府先生は吸血鬼』の第1話がXにアップされた。今回は「モーニング・ツー」にて連載中の本作の作者・棘尾どろしー(@loveodoro)氏に、創作のきっかけやこだわった点について話を聞いた。(青木圭介)

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『万府先生は吸血鬼』(棘尾どろしー/講談社)

ーー天然な吸血鬼先生が面白い作品でした。本作の設定を思いついた経緯を教えてください。

棘尾どろしー:元々私はホラーを描いていたんですけど、これまでの作品は主人公が全部女性でした。でもお世話になっている青年誌の担当編集さんから、「男性が主人公の作品を描いてみないか」と提案をいただきまして。「男性も納得できるキャラクターにしなくては……!」と思ったんですけど、普通の男性を描く自信がなかったので「人間ではない男性にしてしまおう」となったんです。そこで「髪が長い」とか自分が好きな男性の要素も合わさって、主人公は吸血鬼にしようと決めました。主人公を人間ではないキャラクターにしよう、吸血鬼がいいなと考える過程で、自然と「周りにバレていないと思っている吸血鬼」の設定が思い浮かびました。

ーー吸血鬼である万府先生のヴィジュアルで、こだわった点はありますか?

棘尾どろしー:やっぱり1番は、とにかく美形に描くことですね。あとは私が高身長のキャラクターが好きなのもあるんですけど、高身長に描いているのも吸血鬼のイメージ通りかなと思います。ちなみに第1話の時点では万府先生は190cmくらいの設定で、身長が約195cmだったと言われているペリーよりも少し低く描いています。でもその後話数を重ね、描くごとに万府先生の身長は少しずつ伸びていき、今では2mを超えてしまいました。

 また、万府先生のような現実離れしたビジュアルの人物が、普通の日本の風景のなかにいる光景を描くことにもこだわっています。

ーー本作のなかで、棘尾どろしー氏自身が気に入っているポイントは?

棘尾どろしー:めちゃくちゃバレているのに、それにまったく気づいていない万府先生の笑顔が好きなんです。バレているわけがないとニヤニヤしているシーンは気に入っていますね。あとはラストの、誕生日を祝いたいと言われて照れている万府先生の顔も好きです。やっぱり、万府先生のかわいさが表れているシーンがお気に入りです。

ーー棘尾どろしー氏が漫画を描き始めたきっかけを教えてください。

棘尾どろしー:昔から落書き程度で絵は描いていたんですけど、ある時ホラー漫画を読んで「漫画ってすごい!」と思ったんです。その頃からちゃんと漫画を描き始めました。

ーー最後に、今後はどのような漫画を描きたいですか?

棘尾どろしー:本作で男性が主人公の作品も描けるとわかって、今後はBL漫画とかにも興味があります。また『美少女戦士セーラームーン』のような、“かわいい”女の子たちが“かっこいい”活躍をしている漫画も好きで、そういう作品も描きたいです。どのようなジャンルを描くにしても、かわいい漫画を描いていけたらと思います!

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