サッカーで最も注目される原則理論を再考した公式ブック『戦術的ピリオダイゼーション再考』

 『戦術的ピリオダイゼーション再考』が2025年8月5日(火)にカンゼンより発売された。

 本書はサッカーのために特別に考案された方法論的原則「戦術的ピリオダイゼーション」を正しく理解するための“完全読本”である。いまだ完全に理解されているとは言い難い「戦術的ピリオダイゼーション」を、同方法論の核となる「モルフォシクロ」と呼ばれるゲームとゲームの間のトレーニングサイクルを通して、サッカー以外のさまざまな学問から再考した“公式本”。

 サッカーのトレーニング科学の深い知見を著者が提供し、同方法論の創案者ヴィトール・フラーデ教授の指導のもと、「構造化トレーニング」の創案者パコ・セイルーロ教授が監修した、正真正銘の「戦術的ピリオダイゼーション完全読本」となっている。

■書誌情報
『戦術的ピリオダイゼーション再考』
著者:ジョルジュ・コウト・レイス
価格:3,300円(税込)
発売日:2025年8月5日
出版社:カンゼン

■目次
監修者はじめに/第一章 導入/第二章 文献レビュー/第三章 研究による方法論の紹介/第四章 「モルフォシクロ」/第五章 戦術/第六章 運動器学/第七章 戦術―技術/第八章 適応/第九章 ゲームにおける科学的計画/第十章 知への貢献/結論/訳者あとがき/参考文献

■著者プロフィール
ジョルジュ・コウト・レイス
1989年12月2日生まれ、ポルトガル出身。ポルト大学スポーツ学部のヴィトール・フラーデ教授の教え子。UEFA Proライセンスを所持し、現在はFIFAのタレントコーチ。過去にはバルセロナのテクニカルダイレクター、山東泰山のテクニカルダイレクター、FCポルトのジュニア年代の監督などを務めた。本書はバルセロナのINEFCでの修士課程における長年の研究成果で、フラーデ教授の指導だけでなく、パコ・セイルーロ教授の監修も受けた。また、知覚と行動の生理学、統合生理学、形態遺伝学、動的システム理論などを専門とする科学者や、「戦術的ピリオダイゼーション」を実践する指導者、さらにはシャビ・エルナンデスなどのインタビューを行った。

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