坂東龍汰主演、西野七瀬出演の映画『君の忘れ方』監督・作道雄が小説に書き下ろし 12月12日発売
1月17日(金)に公開される、坂東龍汰の初の映画単独主演作である映画『君の忘れ方』。今作で監督を務めた作道雄が書き下ろした、小説版の書影が公開された。2024年12月12日に発売される。
本作は『ライオンの隠れ家』での名演により注目を集める俳優・坂東龍汰にとって初の映画単独主演作。結婚を間近に控えていた恋人・美紀(演:西野七瀬)を交通事故で亡くしてしまう主人公・森下昴(演:坂東龍汰)が心の傷と向き合うストーリーだ。映画公開に先立ち、本作の監督を務めた作道雄が自ら小説版を書き下ろしした小説版は、映画にはない、主人公が付き合い始めた頃のエピソードなど加筆しており、映画とともに楽しめる内容となっている。
また小説を読んだ坂東龍汰による以下のコメントが届いている。
「あなたの思い出し方を思い出しました。心のどこかぽっかり空いた穴を温かな風が通り抜けるような、そんな物語。大切な人の死や喪失を経験した人にそっと寄り添いあなたを離さないでしょう。」(坂東龍汰)
今最も注目を集める坂東龍汰の初主演作、小説版も要チェックだ。
■映画情報
【ストーリー】
付き合って3年になる恋人・美紀(西野七瀬)との結婚を間近に控え、幸せに満ちた日々を送る昴(坂東龍汰)。しかし、「一緒に帰ろうよ」と留守電にメッセージを残したまま、美紀は事故で突然亡くなってしまう。 愛する婚約者を亡くした昴は、深い喪失感に苛まれながらも、母・洋子(南果歩)に促され、久しぶりに故郷の岐阜へ帰省する。そこで同じ悲しみを抱えるグリーフケアの仲間たちと出会い、少しずつ美紀の死を受け入れ始める。 そんなある日、昴の前に突然、美紀が現れる。彼女は現実なのか、それとも"まぼろし"なのか…。美紀は言葉を発さず、優しく昴を見守るだけ。「覚えているから辛いのか、忘れていくからか…」と自問しつつも、その美紀の存在に深く依存していく昴。 憔悴した昴を温かく受け入れる母・洋子もまた、不慮の事故で亡くなった夫のことで未だ悩み続け、葛藤していた。 「見えなくても、近くにいてね」と、このまま美紀との再会の時が続くことを願う昴。悲しみの果てに昴が見つけたものとは…。映画『君の忘れ方』2025年1月17日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
【出演】坂東龍汰 西野七瀬 津田寛治 岡田義徳 風間杜夫 南 果歩ほか
【監督・脚本】作道 雄
【エンディング歌唱】坂本美雨
【配給】ラビットハウス
◆公式ウェブサイト:https://kiminowasurekata.com/
◆公式X、公式Instagram:@kimiwasu_eiga #君の忘れ方
■著者プロフィール
作道 雄(さくどう・ゆう)
1990年大阪府生まれ。映画監督、脚本家。監督作に『神さまの轍』、脚本作に『光を追いかけて』など。監督・脚本作のVRアニメーション『Thank you for sharing your world』が、第79回ヴェネチア国際映画祭VENICE IMMERSIVE部門にノミネート・正式招待された。2025年1月17日(金)、映画『君の忘れ方』が全国公開。
■書誌情報
書名:君の忘れ方
著者:作道 雄
発売日:2024年12月12日(木)※電子書籍同日配信
定価:1,650円(本体1,500円+税)
体裁:四六判
頁数:208頁
装丁:青柳美奈
ISBN:978-4-04-115565-3
発行:株式会社KADOKAWA
初出:書き下ろし