「男性のカラダは綺麗で美しいもの」 THE RAMPAGE 武知海青が明かす、弾丸のように研ぎ澄まされたボディメイクの秘訣
THE RAMPAGEのパフォーマー・武知海青が、ボディ・ビジュアルブック『BULLET』(幻冬舎)を9月19日に刊行した。
THE RAMPAGEのメンバー16人それぞれの個性を引き出して書籍化し、12ヵ月連続で刊行する大型企画「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の第三弾となる本作は、武知の鍛え抜かれた筋肉美を披露したグラビアカットや、こだわりのボディメイク術を惜しげもなく明かした一冊だ。
「最強スポーツ男子頂上決戦2022」(TBS系)では初登場にして総合1位を獲得し、2024年にはDDTプロレスリングにてプロレスラーデビューするなど、現役のダンスボーカルグループのメンバーとして前人未到の道を突き進む武知海青に、ストイックに肉体を鍛え続ける理由を聞いた。(編集部)
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ただデカいじゃなくて機能的で美しい体を目指す
――ボディ・ビジュアルブック『BULLET』。タイトル通り、弾丸のように研ぎ澄まされた肉体を余す所なく披露してます。
武知:僕は男性のカラダは綺麗で美しいものだと思っていて、今回はそれをとことん表現ししたかったんです。筋肉がゴリっとした強さを感じさせるのもいいんですけど、ある程度の曲線美であったりとか、しなやかな美しさを混ぜ合わせたような肉体を目指して、トレーニングを組み立てました。例えば、筋肉のカットを出すためには「水抜き」をするのが基本なんですけど、僕の場合、水を抜くとちょっとリアルすぎる印象になってしまいます。今回はもう少し自然な美しさのある状態に仕上げたかったので、水抜きはせずに、時間をかけて試行錯誤しながらカラダを作っていきました。
――これまでにボディメイクの大会に出場したり、テレビ番組『最強スポーツ男子頂上決戦』では総合優勝、さらに柔道やプロレスにも挑戦したりと、肉体的に過酷なチャレンジを続けていますが、カラダづくりという意味ではそれぞれ違ったトレーニングをしているんですか?
武知:それぞれの目的によって鍛える部分が違ってくるので、最初にどういうカラダに仕上げればいいかをイメージしてからトレーニングに入ってますね。柔道に挑戦するなら筋肉はもちろん、体幹であったり、上半身の引っ張る力を鍛えたいし、全体的に重心を下げるようなスタイルにしたいので、そこに特化した体作りをやっていく。『スポ男』のときは、以前の大会で優勝経験のある関口メンディーさんのボディデータが会社にあったので、それをこっそり見せてもらいながら自分のデータと照らし合わせて、何が足りなくて、何が多すぎるのかを研究しながらイメージに近づけていきました。
――ただ鍛えるだけでなく、理想のカラダに向けた綿密なプランが重要なんですね。
武知:僕も最初はひたすら筋肉を鍛えまくっていたんですけど、ダンスのときに動きが鈍くなってしまったことがあったんです。踊っただけで骨が折れたこともありました。やっぱり筋肉をデカくするだけじゃ無理が出てくるということを学んだので、ちゃんと絞れているけど動ける肉体を基本にして、そこからその時々の目的に合わせて仕上げていくようにしています。
――ちなみに『BULLET』のなかでは、どのあたりの筋肉が一番理想に近づきましたか?
武知:この腹筋の下部の横、脚の付け根のあたりのラインなんですけど、ここのカットが出る人ってなかなかいないみたいなんで、これはぜひ見ていただきたいパーツですね。
僕は水泳をやってたこともあって体型が逆三角形なので、腹筋を鍛え過ぎちゃうと、腰のあたりのくびれのラインが崩れてしまうんです。そのため、いわゆる腹筋運動はやらないで、他の部位を鍛えるときに腹圧を意識してかけるようにして、自然な形で鍛えていきました。
――そうして仕上がったこだわりのボディラインが隅々まで堪能できる写真が満載といいますか、なかにはちょっとドキっとするようなカットも収められてますね。
武知:見せる範囲に関しては、これ以上攻めることができないぐらいまで攻めました(笑)。メンバーからは、官能的だけど、綺麗さも兼ね備えていると言ってもらえたので、男性が見ても、女性が見ても何かを感じるカラダになっているのかなと思います。
――ここまで筋肉を鍛えると、モテそうですよね……。
武知:でも、昔はいくら鍛えてもモテなかったんですよ。僕は18歳から本格的にトレーニングを始めたんですけど、21歳くらいから、ただデカいじゃなくて機能的で美しい体を目指そうと志してました。