『ONE PIECE』ドラゴン、実は良いパパだった!? とある習慣から見え隠れする家族への愛

故郷である東の海を見るドラゴンの習慣

 ドラゴンはガープに比べて登場回数が少なく、まだ謎に包まれた部分が多い人物だ。そのわずかな登場シーンの中に、ふとした時に故郷である東の海(イーストブルー)の方向を向く習慣があることが分かるなど、息子を気にかけていると思わせる描写も存在する。

 ローグタウンでは海軍のスモーカーから追われるルフィを助け、その船出を見送っている。またルフィの手配書が出回りそれを目にした際には、「思うままに生きろルフィ」とつぶやく場面もあった。彼の取る行動からは、息子を大切に思い、陰ながら応援している親心が見え隠れすると言えるのではないだろうか。

 ネット上では「ルフィのここぞというときに見せる、妙に落ち着いた感じはドラゴン譲りだな」と言った声や「しれっとガープに息子を見送ったと報告してるところに、ドラゴンのルフィへの愛情を感じる」「謎の多いドラゴンだけど、結構人間味のあるやつだよな」といった声もあった。

 モンキー家はそれぞれ違った環境で過ごしながらも、心の深いところではお互いを大切に思っているようだ。しかし意外と彼らの絆が深いため、「これからの展開が不安すぎる」「重要なキーパーソンばかりだから、3人のうちの誰かにとんでもないことが起こるのでは」などと不安視する声も上がっている。モンキー家が勢揃いして家族の絆を深める機会は訪れるのか、今後の展開を期待したい。

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