テレビ放送25周年記念『カウボーイビバップ』のサウンド・トラックを紐解く書籍発売へ

 書籍『カウボーイビバップのサウンド・トラック 「アニメ=音楽」の潮流を生んだ作曲家 菅野よう子の功績(仮)』が2024年6月28日にDU BOOKSより発売されることが発表された。

 テレビ放送25周年を迎える『カウボーイビバップ』。アニメがヒットする要因の大半を主題歌や劇伴音楽が担っていることが当たり前の現在、そのルーツに大きく寄与した『カウボーイビバップ』のサウンド・トラックを紐解き、菅野よう子の功績に迫る1冊だ。

■CONTENTS(予定)
謝辞
intro ――“ 3, 2, 1 ... Let’s Jam!”
Session #1「 それ自体が新しいジャンルとなる作品を」――渡辺信一郎の影響
Session #2 よせあつめブルース――菅野よう子の作風を分析する
Session #3 ブラック・ドッグ・セレナーデ――ビバップ、クラシック・ロック、ジャズスタンダード
Session #4 ジュピター・ジャズ―― ビバップの世界を採譜する
Session #5 カウボーイ・ファンク とキノコ・サンバ――音楽とジャンルのパロディ
Session #6 ジャミング・ウィズ・エドワード―― “ビバップ”の登場人物たち
Session #7 堕天使たちのバラッド――スパイク・スピーゲルのミュージカル・ジャーニー
outro――You’re Gonna Carry That Weight

■著者略歴
ローズ・ブリッジス
デトロイト出身。大学講師、作家、学者。
研究対象は日本のポピュラー音楽や映画音楽、アニメのサウンド・トラック、60~80年代の米英ポピュラー音楽。ウェブサイト「Anime News Network」で日本のアニメのレビューを執筆中。大学などでも教鞭を執る。

■書誌情報
『カウボーイビバップのサウンド・トラック「アニメ=音楽」の潮流を生んだ作曲家 菅野よう子の功績(仮)』
著:ローズ・ブリッジス
訳:長尾莉紗
体裁:四六判/208ページ(予定)/並製
予価:本体2,400円+税
発売日:2024年6月28日
ISBN978-4-86647-216-4
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK368

©サンライズ

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