実写『ONE PIECE』シーズン2、「いなかった」ことになりそうなキャラを考察
シーズン2に彼らの出番はあるのか…… 。
また、実写版『ONE PIECE』シーズン1は、長大な物語を8話に収めるためか、かなりテンポを重視した構成となっている。そこで敵の海賊団が登場するたびに、そのメンバーが若干減らされていたことが印象的だ。 はっちゃんやジャンゴがその筆頭であり、「バギー海賊団」では猛獣使いのモージがほとんどストーリーに絡んでこないまま出番が終了。さらに「クリーク海賊団」に至っては、本編と関係ない場所で鷹の目のミホークにやられてしまうという扱いだった。
こうして敵の数を減らすことでテンポをよくしていた実写版だが、シーズン2でも同じように“人員削減”の憂き目に遭うキャラクターが出てきそうだ。ウイスキーピークやアラバスタで激突する「バロックワークス」に関しては、その可能性がとくに高いように思われる。ご時世的に扱いが難しそうなMr.2、ボン・クレーは、出番が危ぶまれる筆頭キャラクターの1人だろう。 逆に考えると、ワポルたちドラム王国の敵に関しては、メンバーが少ないので全員の登場が許されそうだ。
また実写による再現の難しさでいえば、巨人族のドリーとブロギーが激突する「リトルガーデン」のエピソードは、大胆にカットされるかもしれない。アラバスタで出会う謎の生物・クンフージュゴンに関しても、その事情は同じだ。
シーズン2ではチョッパーの仲間入りも示唆されており、ビビを含むと少なくとも7人のメンバーで冒険が進むことになる。どう工夫しても物語のテンポに大きな影響を及ぼしそうだが、制作陣はどのように作品を組み立てるだろうか。
シーズン1を見事に実写化してみせたスタッフたちの手腕を信じつつ、公開の日を楽しみに待ちたい。