癒しの旅先として大注目! 九州最先端の魅力に迫る特集『Discover Japan』2023年10月号

 ディスカバー・ジャパンが発行する月刊誌『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』2023年10月号「私を癒す15の旅。/九州」が発売された。

 ライフスタイルや価値観がめまぐるしく変化するいま、心身をととのえ、より自分の"好き"を追求する旅への機運が高まっている。自然、オーベルジュ、温泉、サウナ、アート、建築など、今月号はテーマごとに15の癒しの旅先をご紹介。

 この秋、自分の原点に返る旅へ出掛けてみよう。そして、今月号はW特集。裏表紙からは、「九州」の魅力をお届け。西九州新幹線「かもめ」開業から1年を迎える今年、JR九州が、魅力あるまちづくりを担う人や団体を応援する「九州観光まちづくりAWARD」を創設。

 アワード受賞スポットなどを中心に、九州に息づく文化の最先端に出合える旅先を収録している。創刊15周年特別記念号となる最新号のDiscover Japanをお見逃しなく!

■東京の“奥”、多摩へのエコツーリズム 感性が喜ぶ、Tokyoの大自然へ!

 移り変わりの激しい現代社会で暮らす方々に、ひとときの癒しの旅先としておすすめしたいのが、もうひとつの東京と呼ばれる多摩エリア。実は、大都会・東京に、豊かな緑が広がる大自然が存在することをご存じだろうか。

 今回の企画では、自らのライフスタイルにサステイナブルを取り入れ、さまざまな方面で発信している俳優・柴咲コウとともに、多摩エリアの最深部へと足を運び、大自然の中で育まれてきた文化、人に会いに行った。

 奥多摩のクラフトビール・ブルワリー「VERTERE」、この秋、美しい紅葉が楽しめる「秋川渓谷 石舟橋」、そして木育の機会を生み出す「檜原 森のおもちゃ美術館」をめぐった後、また何度も訪れたいと話す柴咲コウさんが感じたものとは?

■大分・湯布院をまるごと取り入れる! 風土を味わう、オーベルジュへ

 美味しい食を求めて旅をする中でも、料理を生み出すための食材の魅力や、それらを育む土地の風土・文化にも触れられることこそ、オーベルジュの神髄。今回、圧倒的な食材へのこだわりと至福の滞在体験で美食家を虜にする、“循環型”オーベルジュ「ENOWA YUFUIN」を紹介。地産地消、サステイナブルの考えをベースに畑づくりからはじまり、手掛ける食材は約200種類! その日の畑が決めるという料理は、風土そのものを味わう感覚に近く、美味しいを入り口に、湯布院という場所が好きになっていくような感覚が得られる。新時代のオーベルジュの在り方が、ここにあった。

■YouTube「1人前食堂」主宰・松本舞が行く ホテルとめぐる九州はしご酒の旅

 旅先でふらりとBARに入ったり、奥深い焼酎の世界に触れてみたり……。少し背伸びをした大人な旅に憧れを抱く、松本舞(YouTube「1人前食堂」主宰)が向かったのは、ホテルを拠点に酒文化が根強い熊本と鹿児島。多くの飲食店が軒を連ねる熊本は、はしご酒を愉しむため、街めぐりに最適な「OMO5熊本 by 星野リゾート」へ。鹿児島で滞在した「界 霧島」では、焼酎を味わい尽くし、翌日は造り手に会いに国分酒造と中村酒造場の酒蔵見学へ。もっとお酒が好きになるきっかけが、ホテルの中にも周辺にもあふれている。

■九州観光まちづくりAWARD、開始

 九州に根づき魅力あるまちづくりを行う人・団体を応援したいという、JR九州の想いが生んだ「西九州観光まちづくりAWARD」。2023年は、舞台を佐賀・長崎の西九州エリアから九州全域に拡大し、新たに「九州観光まちづくりAWARD」として生まれ変わった。

 最終選考に残った15組を審査すべく九州を訪れたのは、審査員の九州旅客鉄道代表取締役社長・古宮洋二、ホテルジャーナリスト・せきねきょうこ、伝統技術ディレクター・立川裕大、菓子研究家・福田里香、建築家・永山祐子、俳優・宮﨑香蓮、そして小誌統括編集長・髙橋俊宏。審査員一同でめぐる現地視察は、まだまだ知らなかった新しい九州の魅力に触れる、うれしい出合いにあふれていたという。旅心をそそられる、各地の取り組みを紹介する。

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