與真司郎(AAA)インタビュー 初となる“文字中心”の新刊タイトル決定秘話も

 すでに刊行を発表している、與真司郎(AAA)の初となる“文字中心”の新刊タイトルが『すべての生き方は正解で不正解』となり、2022年8月23日(火)に発売が決定した。

 タイトル決定までの裏話や、現在制作中の書籍の内容についてのインタビューが届いた。タイトルに込めた想いや、を通して伝えたいメッセージを與真司郎が語る。

「他人に『これが正解だよ』と言われた人生を無理に生きる必要はない」

――自身初となる“文字中心”の書籍のタイトルは『すべての生き方は正解で不正解』。かなりインパクトのあるタイトルですが、どんな意味が込められていますか?

與真司郎(以下:與) 「正解」と「不正解」、真逆の言葉が並んだ矛盾したタイトルですよね。裏を返すと、「生き方に正解はないし、もちろん不正解もない」ということ。つまり、誰か他人に「これが正解だよ」と言われた人生を無理に生きる必要はないし、逆に「間違ってるよ」と言われても、自分らしいと思う道なら自信を持って進めばいい。そうやって自分らしい生き方を見つけ、それを信じて生きてほしいという想いをタイトルに込めました。

――他にはどんなタイトル候補があったんですか?

與 頭の中でいくつか候補を考えていたのですが、『完璧な人間なんていない』というタイトルを制作スタッフの皆さんに提案しました。人はついつい「完璧な人生」を実現したくなっちゃう部分もあると思いますが、いくら追い求めても完璧になんてたどり着けないし、そもそも完璧の基準は人それぞれですよね。だったら「完璧な人間なんていない」ということを理解した上で、人と比較しない「自分らしい人生」を進んでほしいというメッセージを込めたいと思い、スタッフの皆さんにこのタイトルを提案しました。

 「なるべくたくさんの意見を聞いて、客観的な判断を大事にしている」

――制作スタッフにタイトル案を提案してみて、反応はいかがでしたか?
與 反応はすごく良かったですよ! ただ、書籍の中でも書いていますが、僕はAAAのグループ活動でも、ソロ活動でも、常に周囲の意見をたくさん聞いて議論をして、最善案を導き出してきました。だから今回もまずは編集の方、ライターさん、マネージャーさんと一緒に話し合い、色々なアイデアを出して議論を重ねました。独りよがりになって出す結論は大体失敗すると思っているから、なるべく多くの意見を、できるだけ客観的な視点で見るようにいつも心がけています。

――他にはどんなアイデアが出たんですか?
與 約20個以上の案が出て、他には『人生なんてうまくいかなくて当たり前』、『うまくいかない人生がいい』、『1回で成功する人生なんてない』などが挙がりました。スタッフの皆さんと一緒にギリギリまで議論を重ね、書籍を通して伝えたいメッセージを軸に、最終的にはそれを端的に表現した『すべての生き方は正解で不正解』に決めました。

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