森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』PV 浅沼晋太郎がナレーションに登場

 森見登美彦の最新小説『四畳半タイムマシンブルース』(7月29日/KADOKAWA発売)のPVが、8月12日に公開された。


 アニメ版『四畳半神話大系』で「私」役を担当した浅沼晋太郎が、PVのナレーションを務めた。浅沼による超絶早口のセリフ回しも堪能できる。

 さらに、本日より『四畳半タイムマシンブルース』重版を記念し、「起こらなかった未来を探せ」クイズキャンペーンを実施(https://kadobun.jp/special/yojohan-timemachine/campaign.html)。

■「起こらなかった未来を探せ」クイズキャンペーン情報
『四畳半タイムマシンブルース』の大重版を記念して、抽選で12名様に非売品B3ポスターのプレゼントキャンペーンを実施。
2020年8月3日~8月9日に「『四畳半タイムマシンブルース』公式アカウント(@4andahalf_tmb)」で呟いた、「#四畳半タイムマシンブルースを紹介します」のハッシュタグが付いた投稿のなかに、一つだけ「起こらなかった未来」がある。そのツイートをRTすればエントリーが完了。応募〆切は、2020年8月31日23:59まで。
賞品画像 森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』KADOKAWA

応募方法や注意事項、当選発表などの詳細は、下記キャンペーンサイト参照。
https://kadobun.jp/special/yojohan-timemachine/campaign.html
お問い合わせ(KADOKAWA カスタマーサポート):https://wwws.kadokawa.co.jp/support/contact/
※問い合わせの際は「四畳半タイムマシンブルースキャンペーンについて」と明記。
※サポートは日本国内に限る。
特設サイト:https://kadobun.jp/special/yojohan-timemachine/
公式ツイッター:@4andahalf_tmb(https://twitter.com/4andahalf_tmb

■書籍情報
『四畳半タイムマシンブルース』
著者:森見登美彦
原案:上田誠
出版社:KADOKAWA
発売:2020年7月29日※電子書籍も配信中
定価:本体1,500円+税
装画:中村佑介
装丁:鈴木久美
初出:「カドブンノベル」2020年6月号~8月号
本書は、上田誠『サマータイムマシン・ブルース』を原案とし、森見登美彦『四畳半神話大系』にもとづき執筆されたオリジナル作品。
情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000899/

【ストーリー】
史上最も迂闊(うかつ)な時間旅行者(タイムトラベラー)たちが繰り広げる冒険喜劇(コメディ)!
炎熱地獄と化した真夏の京都で、学生アパートに唯一のクーラーが動かなくなった。妖怪のごとき悪友・小津が昨夜リモコンを水没させたのだ。残りの夏をどうやって過ごせというのか? 「私」がひそかに想いを寄せるクールビューティ・明石さんと対策を協議しているとき、なんともモッサリした風貌の男子学生が現れた。なんと彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そのとき「私」に天才的なひらめきが訪れた。このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいい! しかし、小津たちが昨日の世界を勝手気ままに改変するのを目の当たりにした「私」は、世界消滅の危機を予感する。

■森見登美彦(もりみ・とみひこ)プロフィール
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞。主な著書に『四畳半神話大系』『有頂天家族』『夜行』『熱帯』などがある。

■上田誠(うえだ・まこと)プロフィール
1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞。森見登美彦原作のアニメ「四畳半神話大系

関連記事